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美代「ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!!」
祐司「謝罪で済むと思ってるのか!?
これは華実屋家の本家復帰が出来るか掛かってるんだぞ!?本当に分かってるのか!?」
母と父は昔からこの関係だ
父は母を上へ行くための道具にしか使ってないのだ
『……お父様、私は疲れたのですが』
私がそう問いかけると母を蹴りつける行為を止めて私の方に向き直った
その顔にはとても良い笑顔が張り付いていた
祐司「A、よく戻ってきてくれたね…父さんは嬉しいよ」
『…そう、ですか』
父はニコニコと笑いながら私に近付いてくるといきなり首を手で締めてきた
『ぐっ!?』
祐司「……なんて、言うと思ったか?
お前はこの俺の出世の為だけに産まれてきた存在なんだよ…手間取らせやがって……今度抜け出したら承知しないからな…」
父はそう言うと母と同じく私を床に投げ付け、その場を後にした
『……ごほっごほっ』
?「お、お嬢様!!大丈夫御座いますか!?」
そう言って駆け寄って来たのは幼い頃から私に仕えてくれてた"桜"と言うメイドだった
『桜……大丈夫よ、これくらい平気』
桜「……お休みになられるのでしたら、お部屋へご案内致します」
『…そうね、そうするわ』
そうして、私は自分の自室へと足を向けて
自室に到着するとその部屋は何も変わっておらず、出ていった時のまま残っていて
『……なにも、変わってないのね』
桜「はい……お嬢様がいつ戻ってきてもいい様にしておりました」
……さすが、一番信頼出来る子だ
『それで、私の嫁ぐ人って…本家の人なの?』
私はソファーに座りながら桜に聞くと一気に暗い顔になった
桜「はい…本家の康明様の叔父様にあたる
『……誰だっけ、覚えてないわ』
名前を聞いても思い出せない…どんな人だったっけなー……
桜「……あまり、良い噂は聞きません」
『……だろうね』
そんなとこだろうと思ったよ…本当に、あの人はくだらない事を考えるものだ
『(権力があったって…幸せにはなれないんだよ)』
でも、これで……康明兄さんの事やテツ君、天羽さん達の事、忘れられるよね……
『……ある意味、良い時間をおくられてもらったよ』
『(心残りがあるとしたら…謝りたかった事くらいか)』
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シャリファ(プロフ) - 雪鈴さん» 分かりました！ (2022年10月11日 20時) (
レス) id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - シャリファさん» リクエストありがとうございます!!メテオと佐竹さん＆千恵さんですね、他の方のリクもありますのでお待ち頂けたら書きます！ (2022年10月11日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる (2022年10月11日 19時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
シャリファ(プロフ) - リクエスト可能ならメテオとの絡みと佐竹、千恵さんとの絡みをお願いします！ (2022年10月11日 19時) (レス) @page44 id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 構いません。お願い致します。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 7f119da37b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年8月2日 14時
