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野田「……んだてめぇ、お嬢さんを狙ってるのか?」
須永「あ?……あぁ、言ってなかったかぁ?」
野田「お前……流石にねぇわ」
二人の会話にハテナを浮かべた
"流石にねぇわ"って事は私はやはり須永さんに似合わないという事だろうか?
そう考えてると野田さんが更に口を開いた
野田「流石にお前の歳考えろや」
須永「あー?恋に歳なんて関係ねぇでしょ?」
野田「あのなぁ…お嬢さんはわけぇんだ、だったら歳相応の恋愛ってのをした方がいいんだよ、おわかり?」
野田さんはそう言いながらバックミラー越しに須永さんを睨むが須永さんは何処吹く風でフンっと鼻で笑った
須永「俺はAじゃねぇとダメなんだよぉ
こんなに良い女をほっとく男共がわりぃんだろ??」
……やっぱり、須永さんって変わってるわ
そうしていると目的地であるマルーレシェに到着した
野田「須永ぁ、おめぇはここで待ってろ」
須永「はいよぉ…沢山買ってこいよぉ」
『はい!!行ってきます!!』
私はルンルン気分で野田さんとお店に入った
そして気付く、銀行に寄ってないことに
『あ、お金……』
どうしようと思ってると野田さんが頭を撫でてくれた
野田「金なら俺が持ってるから大丈夫なのだ
おやっさんにこの事を言ったら資金を出してくれたからな」
『え…本当に何から何まで…』
天羽さん、本当に優しいなぁ……
『(よし、それなら天羽さんの好きなお菓子を作ろう!!)』
そうして、お店の中を巡る
小麦粉に薄力粉、チョコレートにドライフルーツ等などカゴの中がいっぱいになるくらい沢山入れた
野田「沢山買ったなぁ」
『えへへ……買いすぎですかね?』
野田「いんやぁ?お嬢さんの菓子はうめぇから今から食べるのが楽しみだわ」
……天羽組のおじ様って、もしかしてかなりモテるのか?イケメンすぎるだろ……
『……世の中の乙女はこうしておじ様が好きになるんですね…』
野田「あん?何言ってんだ?」
こうして、材料を買って組へと車を走らせた
ぼーっと外を見ていると歩道にヒラリと揺れるオレンジ色の長い髪が見えた
『(え……てつ、くん?)』
そう、それは明らかにテツ君であった
そしてその隣には金髪が見えて私は血の気が引いた
『(どうして……康明兄さんが……)』
私は外の風景を見たくなくって顔を下に向けた
すると私の頭に何かがヒラリと掛かった
横目にそれを見るとどうやら須永さんのストールだった
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シャリファ(プロフ) - 雪鈴さん» 分かりました！ (2022年10月11日 20時) (
レス) id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - シャリファさん» リクエストありがとうございます!!メテオと佐竹さん＆千恵さんですね、他の方のリクもありますのでお待ち頂けたら書きます！ (2022年10月11日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる (2022年10月11日 19時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
シャリファ(プロフ) - リクエスト可能ならメテオとの絡みと佐竹、千恵さんとの絡みをお願いします！ (2022年10月11日 19時) (レス) @page44 id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 構いません。お願い致します。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 7f119da37b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年8月2日 14時
