夜のしんでれら

提案 橙side ページ49

俺の両親は元々俺のパートナーに対して
男でも女でも、日本人でも外国人でも
なんでもええけど心から愛してる人にしなさいと
常々言ってた
やから淳太くんの事を話した時も反対はなかった…
ならいっそ…

橙「今回の出張はホンマに早く帰ってくる！だから！淳太くんが大学卒業したら俺と本社に行こ？」
黄「え…一緒に？」
橙「そう！一緒に。だからその前金として借金は俺が払う」
黄「あ、アカン！照史がお金出すのは違うよ！そんなん目的やないよ！」
橙「そしたら嫌でも俺から離れへんやろ？」
黄「嫌なんかないもん！絶対離れへん！」
橙「保証が欲しいねん。な？払わせて？」
黄「俺…なんも返されへん…」
橙「なら身体で払ってや」
黄「身体で？」
橙「そう…ほらベッドいこ」

手を引いてベッドルームへ

黄「お、俺！ホンマにやり方知らんよ？ど、どうすればいい？」
橙「俺に身を委ねて？俺を受け入れて？」
黄「わ、わかった。不安やから絶対離れんで？」
橙「わかってる。俺だけ見とけや」

初めてでガチガチに緊張してたはずやのに
この後の乱れ具合は凄かった…
ホンマに誰かに取られる前で良かったわ…

次の日互いに裸で寝てたもんやから
恥ずかしかったのか顔を赤くしてて可愛かった

黄「こんな…気持ちいいなら俺お返しできてへんやん…」
橙「え？どういうこと？」
黄「俺！照史にしてもらった事気持ちよかった…///し！何より！これで支払うのはおかしいよ！俺のが照史にいっぱい貰ったもん！」
橙「へ？」
黄「ちゃんとお金は返すから…」
橙「あー、ほんま可愛い！」
黄「ひゃっ！」

こんな可愛い人他におるか？
今まで出会った女はこれが欲しいや買ってくればっかりやった
身分を隠して付き合っても知ったら一気に
玉の輿狙いに変わってくのを沢山見てきたのに…

黄「照史？」

俺の腕の中におるこの子は違うらしい

橙「愛してるよ」
黄「ん。俺も」
橙「あー！こんな可愛い彼女置いて出張嫌や！」
黄「なら行かんでー」
橙「そうしたい！」
黄「お仕事やろ？頑張ってや？」
橙「浮気はあかんで？」
黄「そっちこそ！Gカップでもついて行かんでな？」
橙「行かへん！」

頭を撫でてゆったりの時間…ん？

橙「淳太くん。大学何時から？」
黄「え？11:00には講義はじま…え！今何時！？」

時計は9:46

黄「急がないと！うわっ！」

昨日のダメージなのか腰を抑えて倒れ込んでる

橙「俺車で送るから！服着れるか？」
黄「が、頑張る！」

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