離れたくない 黄side ページ48
キスをされても気持ちいいだけで俺からは何もしてあげられないのがもどかしい
橙「胸なんか要らんよ。俺は淳太くんの中身が好きなんよ」
黄「俺恋愛のことまだまだ知らんねん…照史教えてな?」
橙「俺だけに染まってな」
またチュッとキスをしてくれた
橙「何があっても俺から離れへんようにしてくれる?」
黄「ん?うん。ずっと一緒」
橙「俺な。この会社の後継人やねん」
そう言って出てきた名刺は世界的に有名な会社やった
黄「え…嘘…」
橙「それでこないだの食事会は俺のお相手を見つける為に開かれた合同お見合いみたいなやつでな」
黄「お見合い…」
橙「俺は好きな人。淳太くんだけを想ってるけど玉の輿やうちにあやかりたい会社はこの食事会をチャンスやと狙ってきててな…」
黄「さっきの女の人も?」
橙「そう!それを気づいた崇裕の彼女が急遽食事会参加して俺を狙うやつを追い払ってくれてな」
黄「だからオーナー忙しそうやったんや…」
橙「その分オーナーの会社の仕事を優遇することにはなったけどな」
黄「俺がもっと早く照史への気持ち自覚してたら迷惑かけへんかったのに…」
もっと早く本当の気持ちを分かっていたら…
橙「いや、急かしてもうたな…ごめんな?」
黄「ううん。照史が今こうして抱きしめてくれてるからええの」
橙「淳太くんに俺の立場を話して周りが淳太くんを利用して近づく可能性があったから言えへんかったんや…」
黄「俺照史のお家のお金は要らへん!あ!さっきの時計も要らへん!こうやって一緒に居れるならなんも欲しい言わへんの!」
橙「淳太くんの事は疑ってへんから。大丈夫!」
黄「ホンマやで?お金は自分で稼げるもん。やから離れんで?」
橙「一生離さへん」
黄「俺だけ特別」
離れなくてええのが嬉しい
照史に抱きつくとあの落ち着く匂いが広がる…
俺を心から安心させる照史の匂い
橙「でもな、お店行けないのはほんまやねん」
黄「な、なんで!」
橙「俺が継ぐのが正式に決まってな…本社で仕事覚えないとアカンのよ」
黄「本社?」
橙「おん。ニューヨークやねん」
黄「嫌や…」
橙「俺も離れたくないよ?だから直ぐに帰って来れるように頑張るから」
黄「…俺も早く借金返してお金貯めてそっち行く…」
橙「え?淳太くん借金あるん?」
黄「え?うん…オカンが病気の時の治療費とかでできた分やけど今のお仕事なら返せそうやから!安心して!」
橙「そっか…うんうん…淳太くん英語話せるよな?」
黄「?うん」
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あい(プロフ) - kamikojiyu9320sさん» コメントありがとうございます✨!続編は検討してみます!希望してくれること凄く嬉しいです🙏✨ (2022年9月4日 10時) (レス) id: 5be15259b4 (このIDを非表示/違反報告)
kamikojiyu9320s(プロフ) - ばどの素敵なお話ありがとうございました。もう素敵すぎて、この続きが読みたいという気持ちが湧いてきました。ばどのラブラブな新生活や淳太くんがパートナーとして成長していく姿のお話を読んでみたいです。お忙しい中とは思いますが、是非お願いします! (2022年9月4日 10時) (レス) @page50 id: 1fba4a86c3 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - honami_1001__さん» こちらこそ読んで頂きありがとうございます!楽しんで頂けたなら良かったです✨あまり赤さん緑さんは描く所がなかったですもんね…検討中しておきます!ありがとうございました! (2022年8月15日 0時) (レス) id: 5be15259b4 (このIDを非表示/違反報告)
honami_1001__(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました!続きが気になりすぎて更新されるとすぐ飛んできて読んでました!ばどのお話最高すぎました😭 この話に出てきた緑さんと赤さんのお話も読んでみたいな!と思いました! (2022年8月14日 23時) (レス) id: 207ae4b917 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - makoさん» 続編は検討中ですがまた楽しんでいただけると幸いです。コメントありがとうございます✨ (2022年8月13日 11時) (レス) id: 1a137d4941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あい | 作成日時:2022年7月27日 13時