夜のしんでれら

お触り野郎 黄side ページ39

流星がやたらと俺の足や
お尻や触ってくるけど
ふと照史が初めて来た時俺の事を守ろうとしてくれたのを思い出した

赤「で！淳太好きな人出来たん？」
青「友達なってから聞いたことないわー」
黄「だって居らへんもん」
緑「それはときめかへんやつ？それとも他が忙しくて？」
黄「うーん…高校入ってからはずっとバイトしてたし」
青「そんなに忙しかったん？」
黄「丁度オカンも体壊してたから朝バイトしてから学校行って終わってから夜中までバイトして…てのを3年間して。今はその時の借金もあるから返済と生活費とでバイトやな」
緑「そんなになんや…」
赤「困ったら言ってや？俺初め淳太のこと追いかけた時おっさんに身体売ってるんかと心配したんやから」
黄「え？そうなん？」
青「なら俺買うでー」
緑「ほらふざけへんの！」
紫「てかさ！流星は今日なんでここおるん？」
赤「あれ？望の食事会って」
青「うちは妹達が行ってるから俺行かんでよくなってん」
黄「みんな知り合いのご飯会なん？」

皆がじっとこっちを見てくる

緑「あ、話してないんや」
青「あんな。淳太の通ってる大学はうちの大学やねん」
黄「え？どういうこと？」
赤「コイツが次期理事長やねん」
黄「え…そうなん！？」
緑「ま、御曹司のボンボンやってこと」
赤「望もそういう家庭やから今日はその堅苦しいご飯会やねんてさ」
黄「へー」

知らんかったけど2人は裕福な家庭やねんな…

紫「俺ん家もまぁまぁ大きいねんで？」
黄「そうなん？」
緑「昔からのんちゃんのお家と仲良い所やねんてさ」
黄「へぇー！ならさ！みんなお家も大きいの？」
赤「俺は普通の家やで？」
緑「うちもー。なんなら兄弟多いから大変や」
青「そこそこ広いんやないかな？」
紫「実家は広いけど今の家は普通やで？」
黄「照史のお家めっちゃ広くてびっくりしたわ〜」
紫「あぁ、あそこはな…」

何かを言いかけたタイミングで
オーナーが入ってきた

青「望ー！」
赤「ごちでーす！」
桃「おぉ！皆！」

楽しそうにみんな集まっている
そっか…俺だけや大学からの友達なんは…

桃「淳子ちゃん！」
黄「はい！」
桃「桐山さんもう少しで来るからVIP通してな？」
黄「ん？はいわかりました」

程なくしていつものスーツより
綺麗なスーツを着ている照史がやってきた

黄「いらっしゃい」
橙「巻いたから来れたわー」
黄「オーナーが照史はVIPにーって！行こ？」
橙「そっか。行こな？」

手を出されたので有難く手を借り階段を上がる

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