三十四話、ニューゲート ページ35
ニューゲートは、海賊の間で白ひげと呼ばれている。
私が、ニューゲートと会ったのは私が11歳のころ。
いつもみたいに、海賊を捕まえようと海が見渡せる丘にいたら、白ひげ海賊団がこの村にやってきた。
私は、もちろん倒そうとしたんだけど…
その頃の私と、白ひげの力の差を大きかった。
今なら、勝てるよ!!
でも、あの頃は負けちゃった。
私は、自分は負けたから殺されると思って
「殺していーよ」
と、短くいって、白ひげに体を向けた。
そして、静かに目を閉じ、やられるのを待った。
そしたら
白ひげ「グラグラグラ!
生き急ぐなよ、ガキ!おめぇは、強い!もっともっと、強くなれるぞ!
どーだ?
俺の
________娘にならねぇか?」
「っ!!?」
あの時は、本当に驚いた。
言われた時は、何をいっているかわからなかった。
「……私を娘に……?」
白ひげ「…グララララ!!
あぁ!!」
「!!?」
その時、私の中で何かが動き出した。
「……私が、必要…?」
おそるおそる聞く。
すると、にかっと笑って
白ひげ「おかしな奴だなぁ!!
そう言ってんだ!」
「〜…!」
そして、何かがこみ上げてきた。
何か、こう…わからないけど、
そうだ…
_________嬉しかったんだ
「……」
ポロポロと何かを地面に落ちた。
頬を伝う感触。
暖かい涙。
白ひげ「なっ、どうしたんだ!?」
そして、心配してくれる人。
私は、
いい人に出会えた。
私は、涙を強く拭って、ニューゲートに向かって
「ありがとう」
と笑顔いった。
すると、ニューゲートも満面の笑みで私を見た。
白ひげ「よし!息子たちー!!!今日は、宴だぁ!!!!」
白ひげ海賊団「おぉぉ!!!」
そして、ニューゲートは白ひげ海賊団のみんなに大声でいった。
その夜
星空の下で、どんちゃかわんちゃかと宴が始まった。
その宴は、盛大でうるさいほどだった。
暗いなかで、一つの炎の周りで飲んだり食べたり踊ったり。
すごくあったかかった。
私も、思わず笑みがこぼれた。
白ひげ海賊団のみんなは気さくに私に話しかけてきてくれた。
それが、どれだけ嬉しかったか…
私はいつの間にか、白ひげ海賊団に馴染んでいて、本当の仲間のようだった。
そんなことを思うと顔がにやけてしまう。
こんなに楽しいのは初めてだ…
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ちゃんこ鍋8号(プロフ) - 35kgとか昔流行ったヒドインかよ (2019年1月31日 20時) (
レス) id: d372c1ea53 (このIDを非表示/違反報告)
ニルバーナ - 身長159�僂蚤僚�35�圓呂気垢�に痩せすぎ (2018年10月27日 23時) (レス) id: 4ccc04c8ab (このIDを非表示/違反報告)
ありりん1日頑張ります - 今日もドンペリさんのお話みて (2014年3月28日 7時) (レス) id: a85be43c48 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - めっちゃ面白いです!!この話を見て泣きました スモーカーさん大好きです これからも頑張ってください！！応援してます (2013年8月27日 4時) (レス) id: 2f65761ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドンペリ | 作成日時：2013年2月20日 7時
