二十七話、サカズキさんの思い。 ページ28
ボルサ「おぉ、泣き止んだかぃ?」
「うぅ、はい!」
サカズキさんが、行ってからまだちょっと涙がで始めたから、海軍の中には入らずにいた。
ボルサリーノさんは、私がちゃんと泣き止むまで頭を撫で続けていてくれた。
マジで優しい!!
でも泣いたから、目が腫れちゃった…。
「…ボルサリーノさん、ありがとうございました!」
ボルサ「いいんだよぉ〜」
私が、お礼を言うとボルサリーノさんは笑顔でまたあたまを撫でてくれた。
「……でも、サカズキさん何であんなに厳しいんだ…。」
前からずっと思っていた疑問をボルサリーノさんに聞く。
なんか、私にばっかり怒ってる気がする。
すると、ボルサリーノさんはちょっと笑って。
ボルサ「サカズキはねぇ、Aちゃんのことを思って言ってるんだよぉ…」
「…何で?」
ボルサ「Aちゃんにもっとしっかりしてもらいたいらしいよぉ…」
「…え?そんなにしっかりしてない…?
…してないか…」
自分が今までしてきたことを思い出すと、お世辞でもしっかりしていないなと思った。
でも、まだ若いしね!!
ボルサ「サカズキは……
Aちゃんは“大将”になって貰いたいんだってぇ」
「ふーん……
…………えっ!!??」
ボルサ「だから、しっかりしてもらうために今こんなに怒ってるんだよぉ〜」
ボルサリーノさんの思いがけない言葉には驚く。
いやいやいや、た、大将!!?
おかしいおかしい!!!
「なななななな、嘘だぁ!!」
すっごく動揺していることが自分でもわかる。
でも、ボルサリーノさんはいたって普通の顔。
ボルサ「ほんとだよぉ〜、本人から聞いたからねぇ。」
「えぇ!!?…い、いやでも、私まだ若いよ!?」
ボルサ「まぁ、近い将来だよぉ」
「いやいやいやいやいや、でも、た、大将だよ!?サカズキさんとか、ボルサリーノさんとか、クザンさんとかがやってるんだよ!?」
ボルサ「いいんじゃないのぉ?Aちゃん強いからねぇ〜」
「えぇ……。」
何を言っても、返されてしまう。
大将とか無理でしょ……。
私が、へたれた顔をしていると、また頭に手が乗った。
ボルサ「まぁ、ゆっくりでいいんじゃないかなぁ〜?」
「……そー、ですね…」
マイペースなボルサリーノさんの発言に何だか落ち着いた。
今は、まあ考えるのはやめよう!!
そん時がきたらきただ!
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ちゃんこ鍋8号(プロフ) - 35kgとか昔流行ったヒドインかよ (2019年1月31日 20時) (
レス) id: d372c1ea53 (このIDを非表示/違反報告)
ニルバーナ - 身長159�僂蚤僚�35�圓呂気垢�に痩せすぎ (2018年10月27日 23時) (レス) id: 4ccc04c8ab (このIDを非表示/違反報告)
ありりん1日頑張ります - 今日もドンペリさんのお話みて (2014年3月28日 7時) (レス) id: a85be43c48 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - めっちゃ面白いです!!この話を見て泣きました スモーカーさん大好きです これからも頑張ってください！！応援してます (2013年8月27日 4時) (レス) id: 2f65761ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドンペリ | 作成日時：2013年2月20日 7時
