顔が良ければ全て良しだって未だに思ってるだろ！！【降谷零/安室透】

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※夢主公安警察時代
※出てこないけどまだ景光生きてる


『あはははは！！！』


現在時刻は深夜２時。

草木も眠る丑三つ時に、私の盛大な笑い声が警察庁内に響き渡った。

待ってごめん怒らないで。仕方ないのだ。これは仕方ない。仕方な…っふふふ、あっダメだこれ寝不足も相まって止まんない。


『やばいやばい、あははは！面白すぎる！さっすが降谷さん！！』

｢そろそろ黙らないと本気でシバくぞ｣


割とドスの効いた声が飛んできた。

それを受けて一旦深呼吸したが、すぐにフラッシュバックして吹き出してしまう。

降谷さんの眉がピクリと跳ねた。


だって仕方ないんだ。聞いてよ。

ただ今の降谷さんの服装、なんと高校生のブレザーなり。

公安が追っていたとある組織が都内某所の私立高校と繋がっている可能性が出てきたので、少しだけ潜入しようかということになったのだ。

で、誰がする？ってなったら、当然若くて潜入が得意な私たち２人どっちかですよねってなるわけで。

流石に無理でしょと思ったが無理とは言えないのが公安警察。物は試しだ。
１度高校生の制服着てみましょうかってことになったのだ。

なんとか笑いを封じ込めてもう1度降谷さんを見る。

めちゃくちゃ似合ってる。似合いすぎてる。ガチで面白すぎるくらい違和感がない。


『さっすがその年になって年確されるだけありますね！まんま高校生ですよ！潜入成功間違いなし！！』

｢嬉しくねえよ！だから嫌だったんだ！
お前がセーラー服着るなんて言わなきゃ絶対着なかったのに！！｣

『相変わらず私の顔大好きですね』

｢そっくりそのまま同じ言葉返してやるよ｣


そうなのだ。私のただ今の服装もセーラー服。

黒セーラーに白のリボン、タイツでキメてみた。

潜入先は金持ちばっかの高校だから、ちょっとお嬢様っぽくね。

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