緑谷くんの双子ちゃん【ヒロアカ】《5》 (ページ30)

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222 ビッグスリーさんページ30

｢現雄英生の中でも、トップに君臨する3年生3名…通称、ビッグスリーのみんなだ｣

相澤先生からそう紹介を受けて教室に入ってきたのは男子二人と間に女子一人の計3名

先頭を歩いてきた黄色い髪のマ〇オ顔の男子

間にいる水色ロングヘアで末広二重の女子

1番後ろを歩いてきた尖り耳に強ばった顔の男子

｢じゃ、手短に自己紹介よろしいか｣

まず自己紹介をしてもらうとの事で、“天喰”という方から紹介になった

この中のどの人なのだろうと見つめていると、急に1番最後に入ってきた男子の目付きが滅法悪くなった

私もほかのクラスメイト同様ビクリと体を跳ねさせてしまい、この人はもしや眼力で人を追い払うタイプの人か…と思っていたら、急によわよわしい声で｢ミリオ…波動さん…｣とおそらくほか2人であろう名前をよび助けを求め始めた

何を言っているんだと思っているとまた弱々しい声で話し始めた

｢じゃがいもだと思って臨んでも、頭部以外が人間のまま…依然人間にしか見えない｣

…おや？

この言葉、なんだか小説とかで読んだことあるぞ

｢緊張してる時は観客を野菜だと思えばいい｣と主人公が臆病なキャラに話しかけているシーンを私はみたことある

｢頭が真っ白だ…辛い｣

この言葉でやっと理解できた

このひと緊張してるだけだ

｢なんだ…緊張してただけか｣

｢Aさん順応力が高いですわね…｣

引き続き3人の話を聞き続けてみればその後は半分くらい水色の髪の女子が進行を務めてくれた