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冬島「君のお父さんとお母さんはまだ家の中にいるだろう?
なら私も一緒に埋葬するのを手伝わせてくれるかな?」
冬島さんにそう言われた私は亡くなってるお父さんとお母さんの姿をまた見るのが辛すぎて震えが止まらなくなるくらい恐怖心を感じた。
アカネ「・・・・・・ッッ!!」
冬島「・・・・・・・・・」
それを見た師範は心配そうな目をして私の肩に手を置いて慰めようとした。
アカネ「!」
冬島「---恐いなら、無理をしなくてもいい。
だが__いつまでもお父さんとお母さんをあのままにするのは可哀想だろ?」
アカネ「・・・・・・うん」
❄
冬島「・・・・・・では、これから君が鬼殺の剣士として相応しいかどうかを試す。ついて来なさい」
冬島さんはそう言って風のように猛スピードで走り出した。
アカネ「ハァッハァッハァッハァッ・・・・・・」
速い!走るのが速い!全く足音がしない!!いくらなんでも速すぎる!!見失わないように後を追うだけで精一杯なのに・・・・・・ッ!ずっと師範に追いつこうと走っていると家まで辿り着いた。
アカネ「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・!」
や、やっと・・・・・・辿り着いた・・・・・・っ!
冬島「・・・・・・よくここまで追いついたね」
アカネ「ゼェ・・・ゼェ・・・こっ・・・こっ・・・・・・これで私は・・・ッ認めてもらえましたか?」
冬島「試すのは今からだ。山に登るぞ」
アカネ「え?!」
冬島さんは私を連れて山に登った。
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作者名:ミミ、みあ@、黒魔霊歌 x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2020年8月7日 0時