【sndt】完璧の代償 ページ34
阿部side,
iw「宮ちゃん、床冷たいし身体冷えちゃうから。」
fk「ソファ行こうよ。翔太、ブランケットってある？」
nb「そろそろかと思って今日持ってきた。」
ru「流石！」
いつからだろう、舘さんがこんな姿を見せるようになったのは。
事の始まりはデビューして半年が経った頃。
段々仕事が詰まってきて、メンバー全員で集まれることも少なくなった。
皆それぞれの仕事を捌くのに精一杯で。
舘さんの不調に気付けなかったんだよね。
全員で雑誌撮影の日。
仕事が終わって帰る準備をしていたとき。
今みたいに、突然床に座り込んで丸くなっちゃって。
それ以来、仕事に追われたり、上手くいかなかったり。
キツい言葉を嫌味ったらしくぶつけられたり。
精神的にくるものが何個も何個も重なると、
メンバー全員揃ってるときに、糸が切れたように動けなくなってしまう。
nb「涼太。ほら、風邪ひいたら心配するだろ。」
mm「しょっぴー呼んでますし、行きましょ？」
kj「ソファ行く気なったん？やったら俺が連れてったるわ(笑)」
ru「じゃあ右手は俺が！恋人繋ぎしちゃおっかな〜？」
ラウと康二に差し出された手をゆっくりと握って。
立ち上がろうとしたら、足に力が入りきってなかったのかふらついてしまったから。
慌ててめめと一緒に支えた。
左に流された前髪の隙間から見えた顔色は、あまり良くなくて。
今はとにかく。しっかり休んでもらわなきゃいけないから。
翔太が待つソファへ、誘導するように背中を押す。
もちろん、そ〜っと。
nb「ちゃんと来れんじゃん(笑)ブランケット持って来て良かった。」
舘さんがソファの近くまで歩けたら、翔太達にバトンパス。
最初に舘さんが動けなくなってしまった日。
一番に動き始めたのは翔太で、
舘さんが不安にならないように、翔太が持ってたお昼寝用のブランケットで包み込んだ。
その日から、翔太はほぼ毎日。そのブランケットを持ち歩いてる。
iw「宮ちゃん、無理しないで。疲れたって言って良いんだからね。」
fk「そうよ〜。こんなに沢山のメンバーがいるんだから(笑)」
dt「ん、、、、」
sk「涼太が遠慮することないからね。」
ab「完璧を突き進むのもカッコいいけど。程よく息抜きしないとね。」
情熱があって、強くて優しい人だから。
俺達も大好きなんだ。
だから、今だけは。
俺達に囲まれて、ゆっくり休んでね。
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マウンテン(プロフ) - こんにちは、プリ小説から飛んで来ました、マウンテンです。主様の作品を読ませていただくと言ったので宣言通り来ました。これから少しずつ全作品読ませていただきます。どうぞよろしくお願いします。 (2023年1月11日 21時) (
レス) id: 9ec34d0ddf (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - 祐筆さん» ありがとうございます！ (2022年12月28日 0時) (レス) id: 787808afe3 (このIDを非表示/違反報告)
祐筆(プロフ) - りおなさん» りおなさんの『マイページ』というところから見れますよ。 (2022年12月27日 23時) (レス) id: 28e51f5d76 (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - 祐筆さん» メッセージってどこで見れますか？？ (2022年12月27日 23時) (レス) id: 787808afe3 (このIDを非表示/違反報告)
祐筆(プロフ) - りおなさん» メッセージに対応について送らせて頂きました。 (2022年12月26日 23時) (レス) id: 28e51f5d76 (このIDを非表示/違反報告)
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