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No.037 ページ39

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なな「あー、これ、俺は諦めろって言われてるんだなぁって思いました」


ツーショットを終えたななにスタッフがカメラを向ければさっきまでの笑顔が少し消え頬をひきつらせ始めたなな。


なな「悔しいって思います。俺のタイプはお前じゃないよって言われてる感じして…だからまぁ、余計頑張りたいって思います。」

スタッフ)頑張るんですか?

なな「燃えてきました。…幸せになりたいので、頑張ります。」








夏の空のホールに入り、1番良く見えるれるに、りか、北人、めい、慎、まみの順で座った。




《Niki:凄い計算された席ですね笑》
《井上:ええ感じになったなぁ》




慎「…大丈夫?」




天井に煌めく星をぼーっと眺めているまみに慎がそっと話しかけた。




まみ「…結構、しんどいなぁって、」

慎「…外、1回出よっか」




《Niki:お、この2人は…?》
《井上:これはどっちや》
《鷲尾:話したいのか本当に心配してるのか…》




外に出た慎とまみ。ロビーの椅子にまみが座りその隣にそっと座る慎。




慎「大丈夫?なんか、心ここに在らずって感じしてた」

まみ「…さっきまでは、ね、うん、」

慎「…夏喜くんとAちゃんだよね、?」

まみ「そうなの、第一印象同士だと思ったんだけどなぁ」

慎「意外だったよね」

まみ「まみの予想では、きっともう2人いい感じになってると思う」

慎「…まじ、?」




慎の顔が強ばり固まる。




まみ「ねぇ、気分転換しない?」

慎「気分転換?」

まみ「売店行こう」

慎「うん、いいね」




立ち上がり2人は売店へ向かう。




まみ「え、キーホルダーあるじゃん」

慎「可愛いのある」

まみ「これ欲しい、めちゃくちゃ可愛い」




シンプルなキーホルダーで、黄色、ピンク、青、赤、など色とりどりな星がそれぞれ付いている。




まみ「…夏喜くんに、お土産、…辞めよう、」

慎「買えば?」

まみ「…んー、お揃いとかに、したいけど拒否られたら辛いから、やめとく。…慎くんオソロする?笑」

慎「え?なんで?」

まみ「…冗談だよ、笑」




《井上:…これはもしかしてまみ勘違いしとるやつかもしれん?》
《鷲尾:あー、慎くんはただ心配だっただけかぁ…》




まみ「ありがとう、慎くん」

慎「うん」




結局、慎は何も買わず、まみも何も買わずに戻ることに。




まみ「…まみ、もう少しここにおるから、戻ってもええよ」

慎「ん、そっか、わかった。」








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作品ジャンル:恋愛
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s - とっても面白いです!たくさん更新してくださり嬉しいです♪続き楽しみにしてます! (2020年10月25日 22時) (レス) id: 6f1a5651d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラベン | 作成日時:2020年10月23日 13時

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