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No.028 ページ30

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北人「…Aちゃん、大丈夫?」




来たのは、既にパーカーを着た北人だった。




『北人くん、?』

北人「うん、ちょっと話そ。」




そう言って2人が来たのは木が生え影になる木陰。




『なんで、北人くん、?』

北人「あさみが気にしてたから、大丈夫かなってあさみの上着取りに来たついでにこっち来たら他の男子と女子のメンバーみんな揃ってて、Aちゃんだけいなかったから心配になった」

『そ、だったんだ、ごめん、』

北人「…大丈夫そ?」

『…ん、』

北人「話せそう?」

『…んー、』

北人「あさみの方がいい?話しやすい?」

『…うん、』

北人「じゃあ、あさみ呼んでくるね」




とあさみを呼びにあさみの上着を持って行った北人。




《井上:北人めちゃくちゃ男前やん。なよなよ系って最初言ってごめんな…》
《鷲尾:めっちゃいい子》
《Niki:頼りになりますね》




あさみ「A、大丈夫?」




北人の代わりに来たあさみは先程北人が着ていたパーカーを着ていて、そんなあさみを見てポロポロと泣き出すA。




あさみ「え、え、泣かないで…?」

『…あさみぃ、』

あさみ「んー?」




Aにさっき北人が持っていた上着をそっとかけ、Aの隣に腰かける。




『え、これ、』

あさみ「北人がAにって。だから平気だよ?」

『…ありが、と、』

あさみ「うん。…どした?」

『もう、なんか辛い…』

あさみ「…ん?」




Aの背中をポンポンと叩きながら顔を覗き込む。




『私、みんなに、嘘ついたの、』

あさみ「…嘘、?」




《鷲尾:まって、なんかこのセリフ前にも聞いた》
《井上:なんや嘘って》




あさみ「…いいよ、ゆっくりで」

『第一印象ね、壱馬くんと慎くんって言ったの、』

あさみ「うん…」

『でもね、違うの…』




《井上:え、誰?誰?》






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作品ジャンル:恋愛
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s - とっても面白いです!たくさん更新してくださり嬉しいです♪続き楽しみにしてます! (2020年10月25日 22時) (レス) id: 6f1a5651d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラベン | 作成日時:2020年10月23日 13時

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