今日、大好きになりました【R＆F】 (ページ26)

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No.024 ページ26

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すると北人が慎ばかり見るあさみにちょっとだけムッとし、あさみに近寄りあさみの小指に自分の小指を絡ませる。

驚いてあさみは横を見るけど、北人の目線は慎のまま。

顔を真っ赤にさせてあさみは一瞬俯く。けれど何事も無かったように絡まった小指に力を入れて慎を見続ける。

《井上:なんやそれ！！！おいっ！！！》
《鷲尾:そんなんされたら惚れちゃうよ～》
《Niki:心臓に良くない！》

『…かっこいいなぁ、』

一通り踊り終えて真剣な表情から一気に笑顔になった慎。

慎｢やば、これめちゃくちゃ恥ずかしい｣

『え、かっこよかった』

慎｢…まじ？｣

『まじ。めちゃくちゃかっこいいと思った。』

慎｢…ありがとうございます笑｣

照れたように笑い、Aに近寄る慎。

慎｢じゃあ、…北人さん達の邪魔すると悪いんで、2人で行きませんか？｣

『…なんで敬語なの笑』

慎｢行こ、A。｣

『…行く、』

さらっとAの手首を取って北人達にペコリと頭を下げて浜辺を歩いていく。

慎｢…Aって、呼び捨てでいい？｣

『うん、いいよ』

そのまま手首を掴まれたたまま浜辺を歩く。

『海入らない？』

慎｢…入りたい？｣

『足だけ入ろ？』

ちゃぷ、と水を蹴るようにして入るAと、それについて行く慎。

『冷たくて気持ちい！』

慎｢つか、Aめちゃくちゃ肌白くない？焼けそう｣

『日焼け止めいっぱい塗ったから平気！…多分笑』

風が吹き、Aの結ばれていない長い髪が風になびく。

『髪の毛結んでくればよかった』

慎｢結ぶ？｣

『うん、結ぼうかな』

そう言って手首にあったヘアゴムを取ろうとしたら後ろから慎がそのヘアゴムを取り、Aの髪の毛に触れる。

慎｢俺、美容師目指してるんだよね｣

《井上:3Bやん！！！！》
《鷲尾:付き合っちゃいけない3Bwww》

慎｢髪、結んであげる｣

『ありがと』

ポニーテールにしたAを見て顔を赤くさせる慎。

慎｢うん、可愛い｣

『ありがとうございます笑』

照れたようにAが足をパタパタさせるとその水が慎にかかる。

慎｢ねぇかかったんだけど笑｣

『へへ、ごめん笑』

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