No.021 ページ23
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《井上:うっわ待って、これ修羅場やん!》
大樹が固まって何も言えなくなった時。
夏喜「あ、」
来た。っていう声と共に水着に着替えた女子たちが歩いてくる。
夏喜「やっば、めちゃくちゃ可愛い」
《井上:待って待って、今Aの方見ながら言わんかった?!》
《鷲尾:Aちゃん強いなぁ…可愛い…》
《Niki:北人くん以外全員Aちゃん狙ってるの?!》
女子が合流した所で慎がそっと口を開いた。
慎「…今ってさ、さっきのペアでいなきゃダメな感じ?」
《井上:おい慎!その言い方はあかん!》
壱馬「いや、ええんちゃう?」
そう言って男の子たちは顔を見合わせる。
女子たちは待つ形になる。
Aの水着は黒のレースのスカートタイプの水着、めいは白と水色のギンガムチェックの水着、りかは赤の水着、まみは真っ白の水着、あさみは黒のワンショルダービキニ、ななはワンピースタイプのピンクの水着。
りか「誰も誘わない?笑」
男子たちがお互いの顔色を伺う。
緊張するよねってみんなで話しているとじゃあって、前に踏み出したのは、意外にもまみからだった。
まみ「夏喜くん、一緒にいいですか?」
夏喜「あ、うん。」
《井上:おお、第一印象同士》
《鷲尾:ここお似合い》
《Niki:いい感じじゃないですか?》
りか「壱馬くん、一緒に海入りませんか?」
壱馬「おん」
《井上:りかちゃん積極的やなあ》
まみ「ねぇあっち行こう」
夏喜「…うん」
まみ「…なんか、テンション低くない?どうしたの?」
夏喜「なんか、もう既に決まってる人達いるじゃん。」
まみ「あー、何となくわかるわ笑」
夏喜「そう笑…でね、なんかそれ見てたらすげぇなって思っちゃって」
まみ「…うん」
夏喜「で、なんか、気になってる人?ってのが、自分の中で色々変わった気がして。」
《鷲尾:え?これはどういうこと?》
《井上:ええ感じやったやん!!》
《Niki:あさみちゃんかAちゃんの予感》
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s - とっても面白いです!たくさん更新してくださり嬉しいです♪続き楽しみにしてます! (2020年10月25日 22時) (レス) id: 6f1a5651d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラベン | 作成日時:2020年10月23日 13時