【男主】魔王さまお逃げなさい！【BL】

第26話　~制欲機能が壊れたから性欲が爆発しそう~　 ページ29

春尾 Aside


今日は、騎士くんに会う日


嬉しくて楽しみでシンプルに寝れなかった


『…使い魔あ、僕お洋服………』


「ああ、裁断屋と仕立て屋に行って
仕立てて貰いましたよー
あと、尊厳されるべき魔王さまが弱くてどうするんです？！」


『…ありがとう、使い魔
どんな服なの？』


「…せっかくのデート。
ですからお召し物は過激でやらしいものをと…！！！」


元気にそう言う使い魔かわいい
だけど過激ってあれ？
嫌な予感と寒気があれれ…？？


『…とにかく見せて？』


「はいー、いいですともー」

そう使い魔が誇らしげに取り出したのは紛れもない背中が開放的なニット風ブラウス
ぱっくり背中が開かれている
そしてセットで薄く編まれたマント
星屑がついたみたいにキラキラ光っている
下は屈辱的なサマードレス

風の精が僕のサマードレスを風で捲ろうとしている

しっし、と追い払って一息


『無理だよ』

「すいません。そうですよね。








下着とガーターを忘れました。」

　
『そこじゃない
全然、そこじゃない』

「ミニが良かったですか？」

『いやいや、論点が違う
なんでこんな破廉恥な……っっ』



「勇者さまが来てほしいリストを一緒に贈ってくれてたものですから」


『よーし、使い魔
リストに乗ってた服を全部言え！』


「裸にエプロン、おいらん風着長し、
ネコミミメイド、それと裸にリボン巻いとけって…」


『…あ、う
っっこ、これでいい！
…ったく、騎士くんたら。
あ、ありがとう使い魔！』



パリーン


使い魔と僕がびくっと跳び跳ねる



前を見ると、
粉々に砕け散った窓硝子


次いでにシャンデリア一個も粉砕


『…お迎えにきたよ』


そう、甘い毒のような声のするほうを見るとやはり騎士くんがいた


嬉しくて倒れそうになる
そして、くらりと目眩が＿＿＿＿








　
そして、目をゆっくり開くと
僕は広いベッドに押し倒されていた



シーツが脚に、指と指が絡み合い、
熱っぽい視線が交差する



『…たっぷり愛してあげる』

第27話　~蕩けて乱れて壊そう？~ ※注意　→←第25話　~魔王城では~　

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

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