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Aside。
何故か温かく感じた。
私を包み込む何か。
……ここが天国?
目を開くと感じる痛み。
天国でも痛みって感じるのか……。
A「……ん」
コナン「A」
なんでコナンくんがいるんだ?
それも私の事を呼び捨てにする。
A「コナンくんに似た誰か……」
コナン「目覚ましたか。……灰原!」
哀「はいはい。なに?」
コナン「水持ってきてくんね?」
哀「人使いが荒いのね」
コナン「悪ぃな。」
哀ちゃんまで。……どれだけ欲望に溢れた天国なんだ。
A「……そうだ。新一でも探そうかな。」
起き上がろうとした時足に痛みが走る。
A「まって、待って待って待って、なんでこんな痛いの?
天国って怪我するの?」
えぇ?と自分の足を見ると掛けられた布団を剥がした。
A「……なんで足なんか怪我してんのよ。」
コナン「俺が聞きてぇよ。」
コナンくんに言うと、そう返ってきた
A「そうかぁ、コナンくんは本当はこんなにグレてたのか。
ごめんね、コナンくん。気づいてやれなかったよ。」
寝ていた場所から下を見たら、普通に床で。
普通にコナンくんが椅子に座ってて、普通に私は寝ていた。
A「……ここはどこ。」
コナン「博士の家だ。」
A「私は誰?」
コナン「AA」
A「あなたは誰?」
コナン「工藤新一。」
A「そこは江戸川コナン……探偵さ……って……
え?新一?」
そこまで欲望に溢れかえった世界なのかと、腹を抱えて笑った。
。
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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
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