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Aside。



「知ったら最期。今のうちよ。」


私の質問に答えずに言う。


A「待って、なぜそんなことを私に」


「さぁ、わからないわ。でもね、後から後悔するようじゃ遅いの。


貴方は軽く思っているようだけど、深い闇夜に迷ったら終わり。この世界には二度と」


女の人は私の唇に指を当てる。


「帰って来れないわよ。」


冷たい声とぎょっとするような言葉。


その場から動けないまま、振り向いた時にはもう誰もいなくなっていた。


前にコナンくんが絶対やめた方がいいと言ってた。


聞いておけばよかったのかな……。


でもダメって言われると気になってしまうカリギュラ効果が働いてしまったんだ。


あんな人達相手に、新一は……


A「やっぱり……もう生きてないのかもしれない」


ただの高校生が。


そうか、新一はもういないのか。


A「はは、バカみたい。」


新一なんか知らない。


事件追いかけてそのまま帰ってこなくなって、知らないうちに死んでましたって。


どんだけ自分勝手なの?


A「私も自分勝手でも新一は何も言えない。」


“深い闇夜に迷ったら終わり。二度と帰って来れない”


結局帰ってこない新一のことを追ってるんだ。


軽くなんか思ってない。


新一が深い闇夜に迷って居るのなら、私も同じ闇夜に飛び込もう。


そのくらいの覚悟は出来てるよ。



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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴよきち | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年9月22日 19時

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