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Aside。



コナン「Aお姉ちゃん!」


バタバタと後ろで音がすると思ったら私を追いかけてコナンくんが来た。


A「どうしたの?」


コナン「新一兄ちゃんと別れちゃうの?」


A「へへ、コナンくんが心配することじゃないよ」


コナン「でも!」


A「……私があいつの事をちゃんと分かってなかったってだけ。ね?」


納得いかないと言う顔をするコナンくん。


本当、新一のこと大好きなんだね。


A「ばいばい、コナンくん。」


コナン「待って!」


A「なぁーに。」


コナン「……本当は……、俺……」


なんか口調が変わったなと思っていたら、後ろから声がした。


振り向くと安室さんが目の前にいる。


A「安室さん……」


安室「あれ?Aさん?ここで何を?」


コナン「……もしかして、公園で会ってる人って……」


A「あ、そう。安室透さん。」


安室「こんにちは。コナンくん」


A「……知り合い?」


コナン「最近ポアロに来てないから知らなかったんだね……。安室さんはポアロの店員さんだよ。」


世間狭いなぁ。


A「早く言ってくださいよ。」


安室「すみません。てっきり気づいてるかと……」


A「気づくわけないじゃないですか。私は探偵じゃないんですから」


安室「素質はあると思いますけど?」


A「本当は思ってないことを……」


安室さんと話していて、うっかりコナンくんの事を忘れていた。


コナンくんに近づくと、しゃがみこみ頭を撫でる。


A「また今度遊び来るから。お話はそのときでいい?コナンくん。」


コナン「……うん。」


まだ納得いかないって顔をしている。


この時ちゃんと話を聞くべきだった?


いいや、きっと私は


自分の運命から逃げて安室さんが来なくても、コナンくんの話は聞こうとしなかっただろう。



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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴよきち | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年9月22日 19時

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