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Aside。
あの日怪盗キッドに盗まれた髪飾りは、私の頭についてたみたい。
それを見つけたコナンくんはワタワタとしながら、小五郎さんたちに報告した。
その話を聞きつけた園子が鬼のような顔つきで近づいてくる。
園子「キッド様と何話したのよ!」
A「何話したっけなぁ。」
園子「覚えてないの!?」
A「急すぎて……」
パーティーが終わり、人が少なくなった会場で残ったデザートを食べながら話す。
蘭「それにしても、あの怪盗キッドと2人で話せちゃうAすごいね。」
A「私も最初キッドだと思ってなかったんだもん。」
園子「はぁぁあ!私の唇も奪ってぇ!」
コナン「え!?き、キスしたの!?」
A「してない、してないから!やめてよ園子!こんな可愛いコナンくんに……」
近くにいたコナンくんを抱きしめる。
コナン「ちょ……と、やめてよ!」
A「あ、ごめん。苦しかった?」
コナン「いや……」
体を離すとポタッと私の腕に何かが落ちた。
A「……鼻血!?ちょっと、ごめん!そんな苦しかったの!?」
コナン「あ、いや……ちょっ」
急いでコナンくんの鼻をハンカチで抑えると、我に返る。
このハンカチ落としたはずなのになんで持ってるんだろう。
園子「馬鹿ねぇ。Aは」
A「何がよ。」
蘭「コナンくんも男の子なんだね」
A「見てわかるけど……?」
園子「だから!当たったんでしょ」
A「へ?」
園子はものすごく大袈裟にジェスチャーした。
A「……ご、ごめん。」
コナン「そんなに気にしないで!」
。
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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
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