片目が義眼の転校生は...【名探偵コナン】

To me＿8 ページ11

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「じゃあ今まわしてもらったプリントは必ずお家の人に見せて下さい。その上で参加出来るか否かを親と相談してね」





鍵を差し込んでゆっくり回す




＿＿『ただいま』

「あら、お帰り」

『ベル姉...』



今日も学校疲れたなぁと思っていたらベル姉が家に居て、しかもベル姉の谷間に顔を埋められた


だからそれ凶器だって


『あ、そうだベル姉。時間ある？』

「ええ、of course」


顔と体を離し、ランドセルから少し端折れた一枚のプリントを差し出した


「...授業参観のお知らせ？」

『そう。学校側は保護者に授業風景を公開するっていう一貫をしてるらしくて、保護者なら参観可能だって』


学校という組織は変わったプチイベントを開催するものだと対して興味も無かったのだが、



＿＿もしかしたら私の授業受けてる様子もベル姉やジンお兄ちゃんが見てるとこを想像したら何だか面白い



『ねぇ、私ベル姉とお兄ちゃんに見に来て欲しいなぁ』

「んー...そうねぇ。ジンと相談してみるわね」



良い結果待ってるね、とあざとく笑えばゆるりと頭を撫でてきた



「私からもMy little princessに報告よ...


＿＿保留にしてた案件、判断が下りて


...始末しちゃっていいとの事よ」

『＿＿それ、私が請け負ってもいい？』

「勿論よ。煮るなり焼くなり好きにして頂戴」


その返事を聴けて余計に隠しきれない高揚感に止まらない笑顔



『かの有名な宇宙飛行士も、“神は存在しなかった”って遺してるし、決してプラスだけでは無いけれど＿＿』



ベル姉の指がお兄ちゃんそっくりの私の銀髪に指を絡めキスを落とす


その綺麗な珠玉と視線を交えて微笑み合った



『私達にはボスがいるから』



全ては組織の為に


目的の為に

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