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【備考】
◇ 過去
それ以降、紗來は自分らしさを取り戻す。長くなっていた髪を切り、無理やり作っていたお淑やかな振る舞いをやめて元の明るく活発な女の子に戻った。
それから、二人は同じ中学校に進学する。そこでも相変わらず二人は一緒で、いつも通りの生活を送っていた。――ある日、紗來が授業中に倒れるまでは。
原因は不眠だった。紗來に聞いた話によると中学校に上がった頃からなかなか眠れなくなり、その日ついに限界が来たのだと言う。
後の検査で、紗來は鬱病であるという診断を受けた。自分らしさを取り戻すと同時に改めて麗のきれいさを実感し、自分のことが嫌になってしまったらしい。
それを知って紗來から距離を置こうとする麗だったが、紗來は依然と麗のそばに居る。紗來が学校を休みがちになったため話す頻度は少なくはなったが、それでも毎日のように携帯を通して通話をしていた。
そんなある日、紗來は麗にある言葉を投げかける。
「麗ちゃんは、好きなようにしていていいんだよ。好きなことをしてる麗ちゃんを見てるの、あたしも好きだから。」
その言葉を聞いて吹っ切れたのか、麗はどんどん自由に振る舞うようになった。されど、紗來の好きだった自分を崩さないように。この頃から、今の彼女の性格は形成され始めた。
麗の振る舞いが変わるにつれ紗來も元気を取り戻したように見えたが、彼女が学校に来る頻度はどんどん下がっていく。そうこうしている内に二人は進級し、中学二年生になった。
その年はそれとなくぼんやりと終わり、二人は何も進展しないまま三年を迎える。特に受験先も決まっていない中で二人は近場にあったそこそこの偏差値の高校を選び、教師や親に咎められながらその一年を過ごした。
そして受験は成功し、二人は揃って希望していた高校に入ることができる。その頃紗來の希死念慮は更に強まっており、ことあるごとに「死にたい」と呟いていた。
そんな中、麗は父親の部屋からあるメモ用紙を見つける。父に問い詰めたところ「闇市コード」というものであり、闇市に出入りするために必要なものだそう。
麗は父から闇市についてを聞き出し、その中に暗殺集団のホームがあることを知る。そのことを紗來にある程度ぼかしながら話すと彼女は一人で盛り上がり、なんやかんやで彼らに自分を殺すように依頼することとなった。
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睡夢(プロフ) - .｡. ° ☆りんか☆° .｡ﾟさん» 了解しました、ボードの方にスレ立てしますね……！ (2022年12月5日 21時) (
レス) id: 2fe18450d4 (このIDを非表示/違反報告)
.｡. ° ☆りんか☆° .｡ﾟ(プロフ) - 両方組みたい…と我儘言いたいところですが、とりあえず楂古聿くんのほうでお願いしたいです…！！ (2022年12月5日 21時) (レス) id: 8fecd180f4 (このIDを非表示/違反報告)
睡夢(プロフ) - .｡. ° ☆りんか☆° .｡ﾟさん» お誘いありがとうございます……！ もちろん組ませていただきたいです、関係を組ませていただくのはどちらの方とでしょうか……？ (2022年12月5日 21時) (レス) id: 2fe18450d4 (このIDを非表示/違反報告)
.｡. ° ☆りんか☆° .｡ﾟ(プロフ) - こんばんは、同企画に参加しているりんかと申します。もしよろしければうちの子と関係組んでいただけないでしょうか…？ (2022年12月5日 21時) (レス) @page20 id: 8fecd180f4 (このIDを非表示/違反報告)
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