【 CS/闇市デッドハーバー 】雁字搦めのエゴイスト

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【備考】

◇ 家庭環境
　父親と麗、妹の父子家庭。実家で猫を三匹飼っており、それぞれジョン、マイケル、次郎という名前。ジョンとマイケルがアメショ、次郎が雑種。名前の由来は麗の直感によるもので、父と妹からは盛大なツッコミを受けた。「せめて外国の名前にしよ？」
　妹はふたつ年下の24歳で、今はファッションデザイナーとして働いている。麗の服も妹に特別に作ってもらったもので、生地もそれなりに上等なもの。金額に換算すれば余裕でブランド品に並ぶほどの服を、気軽に着回しているのはどういうことなのか。

　家庭環境としては富裕層に位置しており、意外と由緒正しい家柄の出身。門限が厳しかったり、家に他人を連れてきてはいけないというルールがあったため、放課後に友人と遊ぶという経験が一切ない。また、コンビニやファミレス、娯楽施設に行くような機会もあまり無かったため、比較的世間知らずな方ではある。


◇ 現在
　ゴーストライター以外の職業はなし。理由は、闇市での依頼に集中するためと、好きなときに好きなだけ旅行に出られるようにするため。また、定職に就くにはこの自由奔放な性格は合わないと判断したためでもある。

　世界各地を飛び回っているため恒常的にいるわけではないが、一応裏浦町に定住してホームで生活している。闇市開催期間である1〜3日を除けば、ホームにいるのは月に三分の一程度。リーダーの自覚が足りていないのでは？

　作業は主にホーム地下の書斎で行っており、パソコンを使ったり手書きだったりと依頼によって様々。本人としては一文字ずつ言葉を紡いでいく感覚が好きであるため、手書きを好んでいる。
　作業中には書斎のドアを閉め切っており、用がある場合は内線を通して連絡してもらうようにしている。これは麗自身が作業に集中することと連絡を円滑にすることを両立するためだが、はっきり言ってしまうとほぼ無意味。集中できなければすぐにでも書斎を出てくるし、集中していれば内線が鳴ったことに気がつけない。なんなの。

　生活ぶりは至って健康そのもの。ちょうどいい時間に寝ていい感じの時間に起き、量こそ異常なもののちゃんと三食食べている。闇市メンバーの中でも屈指の、常識的な生活をしている人間だろう。



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