【 CS/闇市デッドハーバー 】雁字搦めのエゴイスト

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【性格】

◇ 第一印象
　“大人しくさえしていれば”お淑やかで落ち着いたオトナのレディといった印象を受ける。特に闇市内では、その奇抜な服装と物騒な獲物の相乗効果もあって、慣れていない人であれば近寄り難く感じることだろう。それでゴーストライターは無理があるんじゃないか。


◇ 自由奔放
　近寄り難い印象を受けるのは大人しくしているときのみで、ひとたび自由にさせるとどこまでもぶっ飛んだ自由人へと瞬く間にチェンジする。自重も我慢も遠慮も彼女の辞書にはなく、曰く彼女は「多方面に迷惑を掛けつつ遊び回る暴走特急」であるそう。

　そんな性格で締切に間に合うのかと問われれば、まあ実際ギリギリと言ったところではある。仕事の進捗は気分次第で変化するため、気が乗らないような仕事には締切の数日前まで手をつけない、なんてことはよくあること。
　それでも彼女が信頼を得ているのは、やる気にさえなれば短時間でハイレベルなものを創り出すことができるため。そして、追い詰められるほど燃え上がって仕事の消化効率が上がり、最終的には全ての依頼を期限内に提出できるため。
　その程度は当たり前だとは言ってはいけない、こうでもしないと彼女は「自分も依頼主も納得できる出来の作品」を創り上げられないのだから。

　金遣いはお察しの通りとても荒く、使いたい放題だし貯金もしない。と言うよりも金に頓着がないと言った方が表現としては正しく、リーダーの割に依頼は言い値で受けることが多い。


◇ 強迫的
　自由奔放である一方で変なところへのこだわりが強く、特定の物事や人物、ルーティンに固執している。自由な振る舞いやゴーストライターとして活動していること自体もその一環であるらしく、全ては彼女が『あの子』と呼ぶ人物が関わっているそう。
　例を挙げるとするならば、その異常なまでの「美しさ」への執着が真っ先に挙げられる。大衆的な美しさではなく自分にとっての美しさを大切にしており、全ての物事を自分の美的感覚を中心にして処理したり評価している。また、自身の容姿や行い、言葉遣いなど自分に関わる全てを「美しいもの」にしておきたいと考えているらしい。

「さすがに、他のおふたりの作品に口出しはしませんよ。それ以前におふたりとも素敵な作品を創られるので、口出しのしようもないんです。」



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