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暗殺４１ ページ41
私は思い切って聞いてみることにした。
「あの、カルマくん。少しいいかな？」
「うん、いいけど…改まってどうしたの？」
「最近、私や愛美ちゃんとよく話してくれるのは何で？」
そう聞くと、彼は考え込んでいる様子。
うーん、と悩んだ末に出した答え。
「何かさ、確かめたかったんだよね。」
確かめる？
一体何を…と聞こうとした声は必要無かった。
彼は続けてこう言ったから。
「自分のことっていうか…気持ち？」
自分の…？
それってもしかして、あれしかないよね。
「じゃあ、私応援するよ！だから頑張ろう、ね？」
「う、うん？」
思わず口にしたその言葉。
自分でも馬鹿だなって後悔する。
でも、可能性を考えたら私という選択肢はないと思ってた。
だから思わず応援する、なんて言ってしまった。
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作者名：彗 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sui12141/
作成日時：2015年3月15日 2時
