【暗殺教室】アスピラスィオン【赤羽業】 (ページ4)

今日:35 hit、昨日:6 hit、合計:16,229 hit

暗殺４ページ4

停学中だった赤羽業という生徒がＥ組に戻ってきた。

ふと、話題は赤羽という少年の話でもちきりだった。

なぜなら、私たち生徒の中で唯一殺せんせーに一撃食らわせた人だからだ。

やはり殺せなかったが。

真っ赤な髪が印象的だ。

彼はそう、私の席の隣だ。

いきなりそんな人が隣に来て、正直びっくりした。

でも彼は、フッと笑顔を見せた。

「赤羽業、改めて隣よろしくー。えっと…蒼波、さんだっけ？」

ちょっと紳士的な面に驚いた。

良い人…というべきなのか。

「蒼波 Aです。よろしくね、赤羽くん」

私も名乗り、彼が席に着く。

彼のことは詳しく知らなかったが、成績などの問題ではなく、暴力沙汰のせいで停学だったらしい。

暴力沙汰もこのクラスに落とされる。

だが、クラスメートの潮田渚が言うには、学年の上位にいつもいたとか。

そう言われてみれば、赤羽という名を聞いた覚えもあった気がした。