【暗殺教室】アスピラスィオン【赤羽業】 (ページ28)

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暗殺２８ページ28

「ねぇ、私たちを捕まえて後悔しても知らないよ」

挑発気味に彼らに言う。

これで相手が乗るか乗らないか。

「あ？中学生だからっていきがってんのか？」

「何人もエリート中の生徒が誘拐されたとなると大変だろうな～？」

「まぁ、俺らが満足したら帰してやるよ。満足すればの話だがな」

食いついた！

「カエデちゃん、行ける？」

すぐに合図を出す。

「行けるよ、入り口に二人いるように見えたよ」

「じゃあ、カエデちゃん愛美ちゃんの順番で向かって。神崎さんは私の影に…誤魔化し通すように」

「うん、分かった」

作戦は頭の中で思い描かれた。

何とか一つでも多くプランとリスクを考え抜いた。

「満足って…どんなことしたら満足するの？」

大体返ってくる言葉は想像ついたけど。

「どうすんだよ、んなこと聞いて」

「あー実行してくれんじゃね？」

「だったら恥ずかしい写真でも撮らせてもらおうか。保証ってことで」

このタイミング！

「神崎さん、今だよっ」

「っ！ごめん…Aちゃん！！」

バッと一瞬のうちに飛び出す。

それに目をつられる不良たち。

追いかけようとする奴の足を弾いた。