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ー深澤side
体調も直ぐに回復して、
ヘアメイクと着替えを済ませるとスタジオに向かう。
それぞれメンバーカラーをモチーフにした衣装と
それに合わせたセット。
アクセサリー類は照明や背景の色を見ながら
細かく合わせていく。
目黒「おはようございます。よろしくお願いします。」
岩本「よろしくお願いします」
宮舘「おはようございます、」
ラウール「よろしくお願いします」
メンバーが次々にスタッフさんに挨拶をしながら
中に足を進めていくと
スタイリストさんの隣に
彼女が立っている。
向井「あれ？さっきの人ちゃう？」
岩本「本当だ」
目黒「スタイリストさんだったんだ」
深澤「いや、、」
ラウール「知り合いなの？」
深澤「知り合いっちゃ知り合いだけど、」
阿部「けど？」
深澤「いや、まぁ、。」
ｽﾀｲﾘｽﾄ「ラウールさん、お願いします」
ラウール「はーい」
スタイリストさんと彼女の元にラウールが行くと、
アクセサリーや小物を決めていく。
SnowManとして、
このブランドの日本で初のアンバサダー就任に
スタッフさんもかなり気合が入っているようで
普段の3倍ほどのスタッフさんがスタジオにいる。
ｽﾀｲﾘｽﾄ「ジャケットが白なので、締まる色味がいいとは思うんですが、」
A「そうですね、プティットマルのバーガンディーはどうですか？」
ｽﾀｲﾘｽﾄ「合わせてみます」
衣装を着たラウールにスタイリストさんが、ワインレッドより少し暗めの小さいボックスバックを手渡した。
ｽﾀｲﾘｽﾄ「もう少し暗くてもいいですね」
A「ボルドーだと、ぼやけちゃうので、」
ｽﾀｲﾘｽﾄ「ブルー系だと冷たすぎますかね？」
A「ありだと思います。パリスブルーかベルリンブルーか、一番ブラックに近いとランプブラックですね、」
ｽﾀｲﾘｽﾄ「ランプブラック試しましょうか」
A「永塚くん、お願い」
永塚「は、はい！えっと、ら、ランプブラック、、」
永塚くんと呼ばれた男の子は
後ろの大きなスペースにずらりと並べられた小物を前に
頭を抱えていた。
すかさずその子の元に寄って
目当ての物を取ると
A「これ、この色がランプブラックね。プティットマルっていうのは小型のトランク型のバッグのことね」
永塚「っはい！ありがとうございます、」
A「うん。」
ｽﾀｲﾘｽﾄ「ありがとうございます、ラウールさんこれ、」
ラウール「はーい」
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作者名：スヒョン
| 作成日時：2024年2月6日 21時
