頼むから見てくれ。ニート6人を飼う男が『彼氏ぶる姿』を 2

第29話　カリスマ美容師に『何もさせない』で帰宅しようとした結果 ページ7

JM「Hi What up！」



白い壁を背景にぼっさぼさな金髪を振り乱してカメラに顔を近づけるジミン



JM「Ladies and gentlemen! Are you already awake? My name is Park・jimin! (紳士淑女の皆!もう起きてますか?僕の名前はパク・ジミン!)
Welcome to my castle. You are a princess and I am(ようこそ僕のお城へ。君はお姫様で僕は)ニートなんだけどね(ここだけ韓国語)」



テロップ(今日も元気)



JM「はいこんにちわっしょい今日はなんとお部屋から出ちゃったって言うニートの掟ぶち破りでお送りいたします」



テロップ(一生部屋にいろ)



JM「もう髪の毛すんごい伸びちゃったって言うね。…皆さんはなぜ美容室に通うのですか？そう綺麗になるため。でも僕は違うもうすでに綺麗なんですはい」



テロップ(今回もこいつはやらかします)



JM「そんな生物学的に根本から皆さんと思考回路が違う僕は今回『髪の長さ・イメージ』何も変えずにこの美容室から…自宅に帰宅しまっす」



テロップ(金だけおいて帰れニート)



JM「営業開始前に美容室に来ました。ちゃんとお金も払います。ちゃんと接客してもらってちゃんとお金も払います。でも『何もしなくていいです』と」



テロップ(ありがた迷惑)



JM「もう完璧な自分に対するプライドが高すぎて『触れるのもやめていただきたい』ぐらいの感じのスタンスで僕のトークスキルで美容師が向けてくるハサミを回避していきたいと思います」



テロップ(金だけはある)



JM「それでは邪魔してきま〜す」





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JM「はいこちらカリスマ美容師のジヨンさんです」



個室で椅子に座るジミンが美容師を振り返る



JY「こんちわー笑久しぶりだねジミンくん」
JM「そうですね一万年と二千年前からどうもこんにちは」



テロップ(喋りすぎて字幕が追いつかないから黙れ)



JY「カメラマンさんなんていたっけ？」
JM「あぁ彼は気にしなくていいですただの大家さんなんで」
JY「大家さんなの！？めっちゃイケメンじゃん！」
JM「あっ、ありがとうございます。僕が育てましたなんちゃって☆」



テロップ(シェアハウスから追い出されろ)



JY「さてジミンくん、今回はどんな髪型にするの？」
JM「髪型ですか？…………何のお話をされてるんですか？」



テロップ(流石にその誤魔化し方は無理がある)



大家「クッｗｗｗｗ」



カメラマンの爆笑で揺れる画面

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