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第46話 キキ…? ページ40

マリアside




マリア「ちょっといい?」
YG「なに。また手放すの」
マリア「手繋いでたら拝めないでしょ?それにちょっと今は彼氏役中断してくれる?」
YG「…別にいいけど」



お賽銭の前で二人並んで立ってるあたし達

二人でお賽銭に入れて…


マリア「はっ!?正気!?」
YG「正気だけど」


お札放り込むじゃんお賽銭
思わず二度見したわ



ガラガラを鳴らして二拍手一礼…



マリア「……彼氏できますように」
YG「おい」
マリア「…なに」



手を合わせた状態でユンギがめっちゃ睨んできた



YG「俺は?」
マリア「NO」
YG「………」



そっと目を閉じたユンギ
手を合わせて天を仰ぐ



YG「…俺、頑張るよ神様」
マリア「なにを」



滅茶苦茶拝むじゃん



YG「聞きたい?」
マリア「あっ。結構です言わないで」
YG「言うと思った」



階段を降りて歩き始めるとすぐに人ごみに埋もれた
もう暗くなってきてるのに結構人いるんだな…



YG「おーい待てよ」



後ろの方から気が抜けた声が聞こえてくる
完全にこの一瞬でアイツの事忘れてた



マリア「捕まえてごらんなさ〜い」
YG「ちょっと待てってホントに!」
??「…待って!待って待って待って!」
マリア「あんたがこればいいでしょ〜?」
??「ちょっと…ピンクの人!」
マリア「ララだよ!!(怒)」



…ん?
ていうかこの声ユンギじゃなくない?



??「よ〜〜〜〜し……捕まえたっ!!」
マリア「!?」



振り返ろうとした瞬間に急に肩にずっしり重みが来てつんのめった



??「待ってって言ってるのに〜!も〜っ!俺の声、聞こえてた??」



あたしの事を覗き込んできた人
青い髪の毛にマッシュカット……



マリア「キキ……?」
??「……あ…う…」



キキがあたしの顔を見て一気に顔を赤くした

キキ、か…?
いや、でもなんか違うような…

一重にしては目がおっきい
涙袋凄い

それに唇そんなにぽってりしてたか…?



マリア「キキなんか10センチぐらい背伸びた?」
??「えっ、いや元から…だよ?」
マリア「そう…じゃああたしの背が縮んだのね」
??「それは…どうなんだろう…」



ぼーっとあたしの事を見つめてくるこの人
キキではない


彼はそっとあたしに何かを手渡してきた



マリア「あ、財布」
??「落としましたよさっき」
マリア「ありがとう気付かなかった」
??「好きです」
マリア「ん?」
??「好きです」

第47話 さよならユンギ殿→←第45話 小泣きジョングク氏



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設定タグ:ユンギ , SUGA , BTS   
作品ジャンル:ラブコメ
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唐辛子マン(プロフ) - イカレさしたった (2020年1月27日 18時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - konoeさん» 本当ですか!?ありがたや…これからも末永くよろしくお願いいたします!!!! (2020年1月20日 1時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
konoe(プロフ) - はじめまして。今まで読んだ作品中、1、2を争って面白いです!抜群!ありがとうございます。 (2020年1月19日 14時) (レス) id: fc382f7f30 (このIDを非表示/違反報告)
はま(プロフ) - そな。さん» なんなら酒飲まないと書かないまである。伝わってよかったwww (2020年1月19日 7時) (レス) id: 033aa0ce0a (このIDを非表示/違反報告)
そな。(プロフ) - あら唐辛子マンさんお酒飲まれるんですか!? ダーティワークちゃんと伝わりましたよ!へへへへへへ← (2020年1月19日 3時) (レス) id: 0ef8f55913 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唐辛子マン | 作成日時:2020年1月9日 20時

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