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いつもバイトの制服を着ているから私服を初めて見たけど
オシャレだなぁ
黒が好きなのね
スタイルいいから際立つな
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・・・・・・・・・・・・?!!!?!!!
じゃなくて!!!!!!!
好き?!!!??!!!?!
って言った?!!?!!!!???!!!!
いや、私のことじゃなくて、ね、性格の話、ね、分かってるよ
でも、それでも、
先輩から『好き』っていうワードが出ただけですごく驚いた
凄く、嬉しい
恥ずかしい。
私が混乱して目をキョロキョロさせてると
『え?笑
どうした?笑』
無自覚なのか、それとも意地悪でからかってるのか分からない返事をした先輩は
肩を叩いて『おーい笑』ってやってくるし
私の心臓、いや全細胞が爆発しそう
頑張れ私の細胞
きゅんとするから、笑わないでよ
微笑まないでよ
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『・・・じゃあね』
先輩は微笑んだまま、また、頭をぽんっとして
駅に向かっていった
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「はああああああああ」
やっと、息ができた気がする
振り回された・・・・・・
先輩の後ろ姿が見えなくなっていく
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私も、電車使いたいのにな・・・
一人暮らし、学校に近いほうがいいからってこの辺にしちゃったんだよね・・・
もっと先輩と一緒にいたかったな
「・・・あーーーーー」
さっきの一連の流れを思い出して、また恥ずかしくなってきた
同時に嬉しさが溢れた
あぁ、好き
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・・・
このまま家帰るのもな・・・だって、落ち着けないんだもん・・・
誰かに話したいこれを・・・・・・!!!!
ユナは今日は忙しいって言ってたもんな・・・
あ、
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ジミン!
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作者名:とっと子 | 作成日時:2017年10月27日 0時