リアコアイドル様 3【紫】

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佐久間 side




佐「どうしてそんなこと思っちゃったの？」

「昨日ね、康二とご飯行ったけど何も言われなかったなーって。」

佐「なーるほどねえ…」






まあそれは相手が康二だったからじゃないかな〜。

2人は仲良しだしね。そこまで口出せないってのもあるんじゃない？



多分俺とか翔太とご飯に行くってなったら絶対あいつは邪魔してくるよ。「俺も行く〜」とかなんとか言って絶対2人きりにならないように妨害してくるわ。





「さっくんと旅行に行くって言っても何も言わないと思うよ」

佐「マジで言ってる？(笑)………………じゃあ行く？」

「うんいいよ。いつ行く？」

佐「いやいやいやちょっと待ってね。一応確認してからね？？？」





いいよなんて言わないでよ！

俺まだ死にたくないんだけど！！？！！



了承なんてでるわけないけどとりあえず深澤にLINEで聞いてみたらすぐに返信。






深澤近いから離れろ







…………おい、Aに見せんぞ。これ。


旅行のことなんか一切無視した返事。まじでこいつのどこが嫉妬しないって言うんだよ。







佐「大丈夫！嫉妬なんかされなくてもあいつはちゃーんとAのこと好きだから！」

「えっ！急！！！」

佐「急じゃないよ！」




ずっとずっと、見てたからわかるよ。

だから気にしないの〜って頭を撫でたらついに痺れを切らした深澤がやってきて「A、下いこ」って連れ去ってった。去る時俺の足を踏むことを忘れずに(笑)





はーあ(笑)おもしろ(笑)








佐「ねね阿部ちゃん。ふっかって嫉妬しないの？」

阿「え、ふっか以上にわかりやすい人知らないけど。」

佐「にゃはは(笑)だよね〜(笑)」







Aが心配する必要ないくらい、あいつの愛はクソほど重たいよ。




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