検索窓
今日:29 hit、昨日:5 hit、合計:318,896 hit

. ページ31

.


いま、なんて言った……?


康ちゃんが、私を……?




「う、そ……」


向井「嘘ちゃうわ…」




だって、康ちゃんが私を好きなんて……


そんな夢みたいなことがあってもいいの?


きっとこれは都合のいい夢なんだ…きっとそうだ…





だけど




私を抱きしめる力があまりにも現実的すぎて




ツー、と涙が頬を蔦る







向井「最初は、変わった子やなって思ってた。

だけど、いつしかAに会うのが楽しみになっていて。いつも真っ直ぐ気持ちをぶつけて来るAに気づいたら惹かれててん、」


「なに、それ……」




そんなの、知らない


だってそんな素振り、全然見せなかったじゃん




ポロポロと涙を流す私を見て


康ちゃんはフハッと笑いながら


一粒一粒を優しく拭ってくれる


その顔は愛おしいものを見るようなそんな目をしてて


本当に私のことが好きだって


思わず勘違いしてしまいそうになる





「ねぇっ、本当なの……?」

向井「だから本当やって、好きやで?」

「っ、じゃあ、浅見さんのは…?」

向井「全部嘘やで。迷惑に思ったこともなければ、付き合ってたこともない。」

「えっ…じゃあ、本当に……?」




だけど片思い期間が長すぎて


どうしても信じられない私


すると康ちゃんは唇を尖らせてムスッとする




向井「……なんで信じてくれんねん」

「だって……」

向井「…じゃあこれで信じてくれる?」




え?と思った時には既に目の前に康ちゃんの顔があって、



下からソっと掬い取るようなキスをした。








「っっ、!」


向井「フハッ、真っ赤やん!(笑)どう?信じてくれた?」


「……バカ」




恥ずかしくて、だけど好きすぎて


康ちゃんの胸に飛び込めば


また力強く抱きしめてくれた






向井「俺な、めちゃめちゃ嫉妬しいねんで?」


「…っ、うん、」


向井「メンバーだけど、仲良くしてるのみると普通にモヤモヤするし。」


「うんっ、うん」


向井「立場とか考えて、今のままでいた方がええと思ったけど、もう無理やわ。」


「康っ、ちゃん……」



向井「なあA、俺が必ず守るから。だから、」









向井「俺の彼女になってください」



.

◎いつまでも→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (441 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1384人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 向井康二
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まーや(プロフ) - 館担なのですが、占ツクで一番好きな作品です!番外編みたいです! (2021年6月13日 21時) (レス) id: 81fac621ac (このIDを非表示/違反報告)
chi(プロフ) - 佑妃奈さん» コメント、リクエストありがとうございます!参考にしてみます!! (2021年6月12日 12時) (レス) id: ad245d709c (このIDを非表示/違反報告)
chi(プロフ) - 美咲さん» コメント、あとリクエストもありがとうございます!参考にしてみます!(^-^) (2021年6月12日 12時) (レス) id: ad245d709c (このIDを非表示/違反報告)
chi(プロフ) - 麻衣さん» 嬉しいです(;_;)ありがとうございます!番外編も前向きに検討してみます! (2021年6月12日 11時) (レス) id: ad245d709c (このIDを非表示/違反報告)
chi(プロフ) - 未来さん» コメントありがとうございます!検討してみます!(^-^) (2021年6月12日 11時) (レス) id: ad245d709c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:chi | 作成日時:2021年5月28日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。