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阿部ちゃん先生の企画が始まり、一本撮り終わってもう一本分撮るんだけど。

そろそろよくない??私始まってからずっと我慢してたよ?もういいよね???そう思って勢いよく手を挙げた。




「阿部ちゃん先生!!」

阿部「はい、何でしょう?」

「席替えしましょう!!!!!」



そろそろ私、康ちゃんの隣に行きたいです!





阿部「へっ?」

佐久間「いいね〜席替え、学生っぽ〜」

目黒「どうせあれでしょ、康二の隣に行きたいんでしょ」

「めめ正解〜!てことでふっか!そこ代わって!」




だけどふっかは立つ気配なく、




深澤「やだよ(笑)めんどくせ〜(笑)」

「はぁ?1つずれるだけじゃん!代わってよ!」

深澤「1つしか変わんねえならそこでも一緒じゃん(笑)」

「全然違うでしょ!せっかくなら康ちゃんの隣に行きたいの!ふっかばっかイチャイチャしててずるい!」

深澤「別にイチャイチャはしてないけどね?わら」

向井「ふっかさんそこは否定しなくていいの!俺が寂しいやんか〜」





て言って、またイチャイチャ。

なんなの!もう!

ふっかはプライベートでも康ちゃんとよく遊んでるんだからこういう時くらい譲ってよ!








「もう!先生!」

阿部「はいはい、A、我慢して?」

「やだ〜!康ちゃんの隣がいい〜!」





1人でずっと駄々こねてたらポニーテールにしてる髪をクッと引っ張られた。






「いった〜〜!もう何!翔太!」






そんなことできるのは隣の翔太しかいなくて。
横を見ると頬杖をしながらムッとした顔をしてた。





渡辺「お前さ、少しは俺の気持ち考えろよ」

「はあ?」

渡辺「そんなに席替えされたがると隣の俺が可哀想だろ」




別にさ、翔太の隣が嫌とかじゃなくて、

ただ私は康ちゃんの隣で学生気分を味わいたかったの。







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作者名:chi | 作成日時:2021年4月25日 16時

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