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目黒side
神社でお参りを済まし部屋に戻ったけど案の定爆睡している3人。
みんながラウールの方に行く中、康二だけAの方に一直線。なんだか面白そうだから俺もその後を追った。
フードを被りながら寝ているAの表情はとても可愛らしくて、
目黒「可愛いね?」
向井「……何でめめこっち来んねん、ラウール起こしに行ってや」
目黒「あっち人いっぱいいんじゃん」
向井「そうかもしれんけど…めめは見ちゃあかん」
目黒「何でだよ」
向井「だって…前に…」
ごにょごにょ言ってるけどなんの事だよ
あ、もしかして前Aが酔いつぶれた時に言ったこと?まだ本気にしてたの?(笑)うけんなまじ。
てかそんなに独占欲出すんだったらさっさと自分のモノにしろって感じだな。
Aの頭の上でやり取りしていたものだから、さすがに気づいたのかAの目がパチッと開いた。
目黒「起きた」
向井「おはよう」
一瞬で状況を把握したのか、バッと起き上がって周りをキョロキョロ。そしてまた倒れ込み枕に顔を埋めてグリグリしだした。
「まって…まじで最悪……」
向井「残念やったな。」
「康ちゃん起きれたの?」
向井「起きたで。おいてってごめんな」
そう言って頭を撫でる康二はすごく甘い顔をしている。そんな2人は俺の存在なんかもう忘れているのか、あっという間に2人の世界に行ってしまった。
どうやら俺はおじゃま虫みてえだな。
仕方ねえな、Aのことは康二に任せるとしますか。
スタッフさんに今はあっち撮らないでって一言お願いしてから、ラウールを起こす輪の中にそっと混ざった。
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作者名:chi | 作成日時:2021年4月25日 16時