今日もキミのトリコ 1 【橙】 (ページ38)

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佐久間「しゃーねーなー！よし！A一緒に寝るかー！」

「もうなんでもいいよ～」

叩かれてもしーらない。
寝れるならなんでもいいや。

そう思ってさっくんのいる所に向かおうとしたら後ろにいた康ちゃんに抱きしめられた。

岩本「お？」

佐久間「ありゃ？(笑)」

向井「あかんって！」

「え？康ちゃっ……？」

何この状況。なんで康ちゃんに抱きしめられてるの？

後ろの康ちゃんは首をブンブン振ってるし、目の前にいるメンバーはニヤニヤしている。

佐久間「ちょっと康二！邪魔すんなよー！」

向井「あかんあかん！さっくんなんか危険すぎる！何されるか分からんわ！」

佐久間「…お前にだけは言われたくないけどね？笑」

向井「さっくん！」

私を挟んでやり取りをしている2人だけど、未だ状況が掴めない。

なんでそんなにさっくんと寝るのを嫌がるの？

なんかそれってヤキモチしているみたいじゃん。
私になんて全然気がないくせに。

康ちゃんの考えてることが分からない。

でもやっぱり好きな人。
こんなことされて嬉しくないわけがないんだ

思わず顔がにやけてしまう

そんな私たちをみて、さっくんはフフッと笑った。

佐久間「ごめんね？A。やっぱ俺寝相悪いから一緒に寝れないや。だから康二と寝てもらって？」

「っえ？」

目黒「そうだね、その方がAも嬉しいんじゃない？」

「そりゃあ……」

康ちゃんと一緒に寝れれば嬉しいし、密かに康ちゃんとはダメなのかなーとか思ってた、けど。

岩本「それでいいよね？康二。」

「……いいの？」

向井「ん、こっち。」

「…っ、お邪魔します……。」

やばいな、今夜は絶対寝れないや。

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