◎同期会 ページ26
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「ごめんねっ、少し遅れた!」
大橋「全然ええで〜!俺もさっき来たところ!」
そんな言葉と共に笑顔で迎え入れてくれたのは同期のはっすん。
仕事で東京に来ていたらしく、ご飯に行こうって誘われたため都内の焼肉店に来た。
2人ともお肉が大好きだから行くとしたら大体焼肉。
好みが同じだからよくご飯に行くんだよね。
大橋「なんか久しぶりやな〜!」
「本当に!Jr祭り以来?」
大橋「そうやんな!あの時も大して話せんかったし」
「確かに、てか本当に今日いいの?」
実は誘われた時に"デビュー祝いに奢らせて!"って言われてたんだよね。
だけど結構高いお店だから気が引けちゃう。
大橋「当たり前やん!今日は俺の奢り!明日休みなんやろ?」
「うん、休み」
大橋「じゃあいっぱい飲んで!俺に祝わせて?」
そんなはっすんの言葉に今日は甘えることにした。
頼んだビールが最初に届き、久しぶりに会った記念に写真を撮ってもらってから乾杯した。
大橋「は〜い!カンパーイ!」
「カンパーイ!」
大橋「そして、デビューおめでとう!」
「っ、ありがとう!」
グラスを合わしてから2人してビールを一気飲み。
ああ、美味しい、たまらんね。
大橋「改めて、デビューおめでとう」
「……ありがとう、あとごめんね?事前に言えなくて…」
はっすんに言ってなかったことが、少し心残りだった
それでもはっすんはめっちゃ笑顔で首を横に振る。
大橋「全然!気にしてないで?言えない理由もわかるから!」
「うん…」
大橋「それにめでたいことなんやから、俺に気にせず喜ばんと!なにわもすぐそっち行くから!」
「…っ、うん!そしたらまた、絶対同じステージに立とうね!!!」
大橋「当たり前やん!ほな、頑張らんとな〜!」
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作者名:chi | 作成日時:2021年4月25日 16時