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そんなことをしていたら、遅れて残りの3人がやってきた。
なんだかすげえいいタイミングだな。
「みんなで固まって何話してるんー？」って言いながら近づいてくる康二は今日もオレンジの服を着ていて。
「康ちゃん今日もオレンジだね」
向井「ん？そうそう、最近見つけてん、可愛いやろ？」
「うん、似合ってる」
やっぱり康ちゃんはオレンジだなー、その一言を聞いてなべと康二の色の入れ替えは諦めたなってのがわかった。
ホッとしているなべの顔が視界の端に映る。
あとはAが照と交換するのを諦めさせるだけだな。
深澤「康二さ、Aに似合う色なんだと思う？」
向井「へ？色？」
宮舘「さっきまでその話をしてたんだよ」
起点がきく舘さんはすぐ話に乗ってくれた。
さあ康二、俺たちが求めてる回答をしてくれ、頼む。
向井「そんなん水色やろ！」
深澤「……だよな」
向井「うん！A水色めっちゃ似合うなって思っててん！」
「……本当に？」
ほら、Aの嬉しそうな笑顔
さっきまで阿部ちゃんたちにもそう言われてたのに
康二に言われた時の方が何倍も嬉しそうだ
「照、やっぱりこのままでいい」
岩本「フフ、はいはい(笑)」
向井「なになに、どういうことや」
渡辺「いいんだよ、気にすんな」
目黒「全然話が読めない」
「ねえねえラウちゃん、私はやっぱり水色かな？」
ラウ「当然じゃん！水色着てるAちゃんめっちゃ可愛いよー！」
「えへへ、やったー！」
ラウとキャッキャしてるAをみて俺たち6人はほっと一安心。
本当、困ったお姫様だ。
それにしても好きな人の一言ですぐにコロッと変わるんだもん
やっぱり恋の力ってすごい
だけど少しだけ
悔しいなって思ってしまうのは仕方ない
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作者名：chi
| 作成日時：2021年4月25日 16時
