CONNECT 1 ページ32
Side RM
RM「...........................はあ」
JH「疲れた?」
RM「いや..........」
ダンスの練習も終わって、宿舎への帰り道。練習はまあ、順調と言えば順調だろう。俺やジンヒョンなんかはいつだってギリギリだけど、そんなのは慣れっこだ。油断せず集中すればついていける。
JH「A、何してるかな」
RM「..................きっと、俺が想像してる何倍もアイツはうまくやるよ。Aってそういうやつじゃん」
JH「心配か?」
RM「心配、は不要なんだけどな、なんだろ、俺が寂しいのかな」
JH「父親かよ」
RM「実際そんなもんだろ、事務所来た時なんか子供だったじゃん、まだ」
JH「でももう高校生だぜ」
RM「............なんだろな、ジョングギとはさ、違う......なんか、離れて欲しくない、って感覚があるんだ」
JH「ジョングギは遠くに行っても平気なのか?」
RM「いや、逆だよ。ジョングギはさ、なんか、絶対離れていかないって、そういう確信みたいなものがあるんだよな」
JH「........あー、なんかわかる気がする。遠くに行っても、獲物咥えた犬みたいに戻ってきそうだよなあ」
RM「犬、か。まあ、そんなとこだな。でも、Aはなんか、一回遠くに行ったらもう戻ってこない、みたいな不安がいつまでもあるんだ。そんなはずないのに」
JH「うん」
RM「わかるか?」
JH「...........Aとさ、ドラマの話受けるってこと、二人で先に話したって言ったろ?」
RM「ああ、ジョングガに怒った時?」
JH「その時さ、なんか、うーん.........なんだろ、ダメだ、うまく言えない。お前が言ったこと、俺も思ったことがあるんだ」
RM「なんだよ、きになるだろ」
JH「.........ジョングギはさ、いろんなことを学ぶじゃん、俺たちから」
RM「ああ、ダンスとか、音楽のこととか?」
JH「うん。アイツはさ、特にお前に憧れて入ったのもあるんだろうけど、俺たちに負けないように、俺たちみたいに、っていろんなものを吸収してると思うんだ」
RM「そうだな。アイツはいつも俺たちをよく見てる。まあ、うちの事務所じゃ他に先輩もいないから、そういう縦の関わりみたいなものがないっていうのもあるのかも知れないけど」
JH「でもさ、Aは...........なんていうか、逆?もっと別の道を探してるんじゃないかなって思うことがある」
RM「そうだな、外を向いてるっていうか」
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飴雨(プロフ) - チュゴラ...(°д°) (2022年1月9日 22時) (レス) @page49 id: 611491bcf0 (このIDを非表示/違反報告)
もこもこ - 名前まんまです笑カタカナにすらしていません。たまに名前を変えるときはユウって入れています。どっちも2文字なので字数オーバーしたことはないですよ。いつも楽しみに読ませていただいてます!ユンギペンより (2020年5月22日 23時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
レイコ(プロフ) - 作品が大好きでいつも楽しみにしてます。名前思いっきり本名カタカナで入れてますwww (2020年5月20日 12時) (レス) id: 910148a662 (このIDを非表示/違反報告)
sai - 前の作品も読みました!!いつも楽しみにしています。フラグ回収がいつも凄くて‥‥!更新応援します! (2020年5月20日 0時) (レス) id: 4245d4dd85 (このIDを非表示/違反報告)
a(:(プロフ) - 月と書いてユエという中国読みがあるらしく、その名前で設定しています。リクエストは特になく、いつも楽しく読ませて頂いてます。ありがとうございます。 (2020年5月19日 21時) (レス) id: d60ff01a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すばる | 作成日時:2019年12月24日 1時