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SideJK
『......................言ってよ。何?』
Aは想像より強い口調だった。これからって時に怪我して、しかも昨日は少し喧嘩もして。
顔を上げて目があうと、Aはまっすぐ俺だけを見てた。怒ってるわけじゃないのはわかった。ただ、俺の言葉を待ってる。
JK「..........全く、俺に故意がなかったとは言えない」
JM「え?」
『そっか』
JH「え?おいそれ、」
俺の発言にヒョン達は声を上げる。
『いいよ、続けて』
Aだけが俺の言葉をじっと待っていた。
JK「もちろん怪我させようとか、そう思って意図的にやったことじゃないけど、少し怪我でもして休めばいいのに、とは思ってた」
RM「..............」
Aが黙っているからかヒョン達も驚きや戸惑いを口にするものの、話を遮ることはしなかった。
JK「同じ部屋使ってるんだから、わかるよ。練習室に籠るだけならいいけど、体型変えようとして無理に食べたり、バレないように無茶したりして。一生懸命になるのはいいけど、」
『それでお前に迷惑かけた?』
JK「は?」
『僕がそうやってやってて、誰にも迷惑かけてなかっただろ?ヒョン達には気づかれないようにしてたし、スケジュールにだって影響してない。なのになんでお前にそんなこと言われなきゃならないんだよ』
JK「そんなこと、って...........俺はお前を心配して、」
『でも必要なことじゃんか、僕が変わらないと防弾少年団はいつまで立っても今日みたいなヤジを飛ばされることになる。ダンスもラップも歌も、ヒョン達やお前のパフォーマンスが、僕のせいで台無しなんだよ。今日、お前がステップ遅れたのだって、あの言葉があったからだろ』
JK「っ、それは、」
『お前が僕に不満があったのは気づいてたけど、だからってお前は何言っても聞かないだろ。だからむしろよかったよ。怪我したことでこうやって堂々と言える。僕に構わないで、って』
JK「っ........」
JN「A、その言い方はないだろ。みんなお前を心配して言ってるのに」
『じゃあ僕がこのままズルズルなんの成長のないままでいいんですか?..........事務所に行った時、次のコンセプトの話を聞きました。次はこれまでよりもっと大掛かりな仕掛けをする、って。何もかも変わる、って。もしかしたら次がいちばんのチャンスかもしれないんです』
RM「..............」
JH「じゃあ、お前は何を望むの?A」
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飴雨(プロフ) - チュゴラ...(°д°) (2022年1月9日 22時) (レス) @page49 id: 611491bcf0 (このIDを非表示/違反報告)
もこもこ - 名前まんまです笑カタカナにすらしていません。たまに名前を変えるときはユウって入れています。どっちも2文字なので字数オーバーしたことはないですよ。いつも楽しみに読ませていただいてます!ユンギペンより (2020年5月22日 23時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
レイコ(プロフ) - 作品が大好きでいつも楽しみにしてます。名前思いっきり本名カタカナで入れてますwww (2020年5月20日 12時) (レス) id: 910148a662 (このIDを非表示/違反報告)
sai - 前の作品も読みました!!いつも楽しみにしています。フラグ回収がいつも凄くて‥‥!更新応援します! (2020年5月20日 0時) (レス) id: 4245d4dd85 (このIDを非表示/違反報告)
a(:(プロフ) - 月と書いてユエという中国読みがあるらしく、その名前で設定しています。リクエストは特になく、いつも楽しく読ませて頂いてます。ありがとうございます。 (2020年5月19日 21時) (レス) id: d60ff01a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すばる | 作成日時:2019年12月24日 1時