その時彼らの反応は？ 3【Stxxx】

続き ページ19

続きです！
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ななもり

「ずっと、Aの声がっ、聞きたくて」

彼は泣きすぎてか少し過呼吸気味になりながら男主くんに抱きつきます。それから彼の呼吸を正常にするため背中をトントンと優しく叩いてあげると彼はすぐに眠りに落ちていきました。彼の目元にはうっすらと隈が出来ています。「A。もう離さないから…」寝言でも男主くんの事を言うくらいです。





さとみ

「…怖かった」

彼は男主くんの病室にやって来るなり肩口に顔を埋めポツリと呟きます。「もう起きなかったって不安になって。Aが居なくなるのが怖くて」と涙を流しながら男主くんに抱きつく彼。そんな彼に抱き締め返してあげると「ごめん。全然Aの事考えてなくて」と謝りだしました。『聞こえてるよ』と言って先程より強く抱きしめてあげましょうか。




ジェル

「ほんとにAなん？…よかった…！」

一生起きないと言われていた男主くんが起きてくれた事に驚く彼。本物かどうか疑っています。そんな彼に『起きるの遅くなってごめん。寝坊しちゃった』と笑いかけると「遅すぎやっ」と泣きながら抱きついてきました。その後急に真面目な顔になったかと思うと「あんな酷いこと言ってごめん。Aとちゃんと向き合って謝りたかってん」と謝ってきます。ちゃんと許してあげましょうね。



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