三日月 ページ25
私は時計を見る。
『じゃあ私たちはそろそろ』
和也「翔さんは？」
翔「俺はもう少し飲んでいくよ(笑)」
潤「片付けは俺がやるからいいよ」
『でも…』
和也「任せて帰ればいいじゃん」
玄関に行き、松本先輩が言う。
潤「また来てね(笑)」
『ぜひぜひ(笑)』
和はけっ、と小さな声で言った。
私たちはごちそうさまでした、と松本先輩の家を出た。
『寒いね〜』
和也「うん」
『ねぇ和』
和也「んー？」
『ちょっと怒ってる？』
和也「なんで？」
『…なんとなく』
和也「怒ってないですよ」
『…そう？』
私は彼の少し後ろを歩く。
街灯に照らされているお酒が入った彼の頬は少し赤くて。
和也「…あ」
上を向いて立ち止まった彼が言う。
私も上を向くと、空には綺麗な三日月が見えた。
『月が笑ってるね(笑)』
和也「ですね」
別の方角には冬の星座も見えた。
『こういうのもいいね(笑)』
和也「じゃあもっと星が綺麗に見える場所に行く？」
『うん、行きたい(笑)』
和也「今度行きますか」
『やった！(笑)』
私が喜ぶと、さっきまで険しい表情だった彼が優しく微笑んだ。
じっと見つめていると、彼が歩き出しながら言う。
和也「何よ」
『和って変』
和也「変なのはお前だろ」
『どこがー？』
和也「そういう自覚ないところ」
『？？？』
和也「いいからもう帰りますよ」
彼にそう言われて、私は駆け寄った。
そして2人並んで、夜空を見ながら帰った。
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檸檬 - お気持ちの回復本当に良かったですT^T 小説の続きを書いていただき本当に嬉しい限りです！ これからも頑張ってくださいね！ずっと応援し続けています♪ (2019年11月30日 20時) (
レス) id: 93e7b62bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます(；；)本調子とはいきませんが回復しました！ (2019年11月27日 16時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 複雑な気持ちの中、わざわざお返事ありがとうございます。私は、いつまでも待ち続けていますので、気持ちが落ち着くまで、ゆっくり休んでくださいね。 こちらこそ、これからも仲良くしてくださいね。 お気持ちの回復、願っております…。 (2019年11月17日 19時) (レス) id: 93e7b62bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - sakuninoさん» ありがとうございます。なるべく早く戻ってきますね。 (2019年11月17日 10時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - のりこさん» ありがとうございます。のりこさんのお言葉、とても嬉しいです。前向きに書けるようになったときはまたよろしくお願い致します。 (2019年11月17日 10時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayane
| 作成日時：2019年10月19日 9時
