第81話 遊繰�� ページ38
〜花繪サイド〜
禅「集中しろだって。」
花「何をどう集中したらいいんだ？」
禅「座禅とかと同じで無心になって、精神統一をして気を研ぎ澄ます。みたいなことかな。」
花「おお！それっぽい。」
・
・
・
花「！」
・・・何だ？今の感覚。
一瞬だけど惹かれる気がした。
禅「花繪？」
花「オレ、もしかしたら分かっちゃったかも！ここを真っ直ぐ進んで！」
禅「アタシが先頭なんだ。」
花「こっちこっち！」
禅「押さないで。」
じゃりっ
モ「！」
禅「・・・・。」
花「もう一回やらせて下さい。」
禅「花繪。」
花「ん？安倍さん！」
晴「！(しー)さっき近くの墓石に化けてるのを見つけた。」
花・禅「！」
晴「一度、妖狐を捕獲する。」
あれ？Aさんはどうしたんだろ。
安倍さんがAさんのところを離れるとは
考えられないんだけど。。
禅「捕獲か・・・ヘソ曲げなきゃいいけど。」
晴「このままじゃ埒が明かねぇし、とにかく一度話をする。」
花「安倍さん。あの狐の名前思い出したんですね。(コソッ)」
晴「は？」
花「ヨーコ。女の子？」
禅「ん？ああ。それ名前じゃないよ。狐の妖怪のことを【妖狐】って言うでしょ？」
花「へえ。そうなんだ。」
晴「何で知らねぇんだよ。物怪庵の奉公人ならそれくらい知っとけ。」
禅「(もののけあんってなんだろ)」
奉公人だったら知っとけ・・・？
晴「はぁ、とにかく俺が妖狐の隙を見て捕まえる。だが逃げられる可能性もあるから。念のため芦屋とモジャはその四方付近で隠れてろ。」
禅「了解。」
モ「(コクン)」
花「うーーん。」
禅「どうしたの。花繪。」
花「いやーーーー・・うーーん。そうかな・・・。あの、違ったらすいません。」
晴「何だよ。」
――ポン――
花「えーっと、見ーつけた？」
晴「・・・・・は？何でそうなる・・・？」
花「ほら違う！！いつもと反応違うでしょ！？禅子！！」
禅「【いつも】が分からないよ。会ったのニ度目だし。」
花「・・・それにAさんがいないのもおかしい！！」
禅「・・・それ関係あるの？」
花「大ありだよっ！！！」
晴「はぁ・・・チッ・・・。芦屋・・・・。」
あれ！？
いつも通りの反応だ！！
？？「君、どうして分かったの？」
モ「(ビクッ)」
禅「安倍？」
？？「あーあ、これはバレない自信あったのにな。」
やっぱり。。。。
安倍さんじゃなかった。
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りん - 楽しく読ませていただいております！続きを楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年12月3日 12時) (
レス) id: 0c78f933a2 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃむ(プロフ) - 秋ノ宮紅音さん» わー！ご報告ありがとうございます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 859a3a0d54 (このIDを非表示/違反報告)
秋ノ宮紅音(プロフ) - 二次創作なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ！違反報告されます。 (2017年12月2日 17時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいちゃむ | 作成日時：2017年8月17日 22時
