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これは家入硝子から見た五条悟とAの告白前の日常だ



『硝子せんぱーい、怪我したんで治療してもらってもいいですか?』



そう言って2年の教室に入ってきたAを見て吃驚した



「おっ前、血まみれじゃねぇか!」



五条の言う通りAは頭から血を流し顔の半分が血まみれだった



『あ、悟先輩もいたんですね!
呪霊にやられちゃいました〜』



「何呑気に喋ってんだ、とりあえず座れ馬鹿か!」



『先輩怖いって、見た目ほどじゃないから大丈夫だよ!』



「とりあえず治療するから座りな、はい目閉じて」



『はーい!硝子先輩お願いします!』



治療をしていると五条はAを心配そうに見つめるくせに言い方が悪い



「お前弱いんだから気をつけろよな。マジで
……んで、その呪霊は?」



『そんなはっきり弱いって言わんでも〜
呪霊は建人が祓ってくれたから大丈夫ですよ!』



「あっそ……」



あ、納得してないって顔してる


大方、怪我を負わせた呪霊に対する怒りと
こんな怪我する前に早く祓えよ七海って怒りと
自分がその呪霊を祓いたかった、という所か


相変わらず無意識みたいだが……



「はい、終わったよ。後は綺麗に洗っておいで」



『ありがとう、硝子先輩!じゃあ失礼します!』



「いえいえ、ばいばい〜
……五条、顔怖いよ?」



彼女が出て行った途端にイライラを顔に出す五条



「雑魚呪霊に傷なんかつけられるなよな〜
俺が一緒なら怪我なんてさせねぇのに…」



などブツブツ言っている五条



「仕方ないでしょ、怪我するなって方が無理よ」



「そうかもしんねぇけどさ〜?」



まだ何か言っていたが無視した



と、まぁ…Aの事になると途端に心配性になり呪霊にさえ嫉妬じみた感情を出す五条


いつ自分の気持ちに気付くのか……



ーーーーーーーーーーーーーーー



なんて考えていたが……


告白をされて振ったなんて聞いたら呆れて何も言えないでしょ?


本当に馬鹿だわ。Aが可哀想。


しかも理由が後輩としてしかみれないって……


馬鹿なの?……馬鹿だったわ。


なんでこんな奴が好きなのA……


とりあえずAが泣いてないといいな、と思った硝子だった









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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:アリス | 作成日時:2021年3月5日 14時

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