4 ページ5
.
これは夏油傑から見た五条悟とAの告白前の日常だ
『悟先輩、傑先輩!おはようございます!』
「おー、はよ……相変わらず今日もチビだな」
「おはよう、A」
そう言って悟はAの頭の上に顎を置く
『確かにちょっと小さいですけど、先輩が巨人なんですよー!
巨人を駆逐しまーす!』
「やれるもんならやってみろ!」
そんな言い合いをしながらAを後ろから抱きしめガブー、なんて言いながら巨人の勝ち〜と騒いでいた
「こらこら悟、あまりAをイジメちゃダメだよ」
『傑先輩!もっと言ってください!
傑先輩は私の味方ですよね!?』
「残念でしたー!傑も巨人なんでこっちの味方です〜」
『いやいや、傑先輩は巨人を倒す巨人なんでこっちの味方です〜!』
「はぁ?なら俺が仲間になってやるから傑は敵の巨人役ね!」
「どっちにしろ私は巨人なんだね」
そんなやり取りをしている間も悟はAを後ろから抱きしめたままだった
「五条さん、夏油さんおはようございます。
そしてA探しましたよ、時間は守ってください」
『建人!ごめんね、忘れてた〜
任務があるんでこれで失礼します!』
そう言って悟の腕からスッと抜け出すA
「では私もこれで……失礼します」
Aと七海を見送る2人
「悟、そんなに威圧したら七海が可哀想だろう?」
「あ?威圧なんてしてねーけど?」
「……そうかい?(無意識か)」
「意味分かんねぇ事言ってねーで俺等も任務行くぞ」
「はいはい」
悟自身が気付くのはいつになるやら……
ーーーーーーーーーーーーーーー
なんて考えていたらAからの告白を断ったと相談されてコイツは本当の馬鹿だな、と思った
親友でもコレは無い
あぁ、Aが心配だ
後で様子を見に行くとするか
.
1008人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アリス | 作成日時:2021年3月5日 14時