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ベッドに腰掛けて硝子先輩に目を診てもらう



『硝子先輩どうですか?』



「んー、一時的なものだから大丈夫よ」



『良かったぁ、硝子先輩ありがとうございます!
五条先輩も本当にありがとうございます!』



「他に怪我がなくて良かったよ、私は先生に報告してくるからちょっと待ってて」



『分かりました!』



硝子先輩が出て行き五条先輩と2人になる



「A」



『はい?』



「今朝はごめんな」



そう言って首の包帯をなぞる五条先輩



見えないから少し吃驚してしまった



『ッッ!だ、大丈夫ですよ!』



そう言ったと同時に後ろから抱きしめられる



見えないけど背中から温もりが伝わってくる



『ご、ごじょう先輩……こういうの困ります』



少し困った様に言えば先輩は小さな声でなんで?と呟いた



『……私が言った事覚えてますよね?
(そんなの私がまだ五条先輩を好きだからですよ)』



「うん、でも今だけ…こうさせて」



弱々しく呟く五条先輩に仕方ない、と身を任せるのだった



ーガラガラガラー


「え、どういう状況?」



戻ってきた硝子先輩が私達を見て吃驚していた



『あ、硝子先輩!』



助けを求める様に呼ぶと硝子先輩は五条先輩を引き剥がしてくれた



「何するの硝子」



「それはこっちのセリフ。Aに何してんのよ」



「抱きしめてたんだけど?」



「何抱きしめてんのよ、セクハラよ
後は私が見るから早く行けば?」



「セクハラじゃありません〜、同意ですー
じゃあね、A!」



そう言って出て行く五条先輩



「…同意だったの?」



『いや、なんか断れない雰囲気で…』



「ハッキリ言わないと調子乗るわよ」



『あはは、気をつけます』







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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:アリス | 作成日時:2021年3月5日 14時

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