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建人と体術の訓練をしながらこの間の出来事を話した




『この間さ、五条先輩めっちゃ機嫌悪かったんだよねぇ』



「貴女にですか?何かしたんですか?」



『それが全く分かんないの!急に目の前に現れて名前呼べって言うから呼んだらブチ切れ』



「……因みになんて呼んだんですか?」



『?そりゃ五条先輩でしょ!何がダメだったのかなぁ?』



「……(原因はそれでしょうに)」



『硝子先輩は任務先で何かあったんだろうって……どう思う?』



「家入さんが言うならそうなんじゃないですか?」



五条さんが怒っている理由は分かるが、この間Aを泣かせたので教えない七海



『やっぱそうなのかな〜
それか私が傑先輩と硝子先輩を独り占めしたから怒ったのかと思った!』



「……それはないでしょう。」



『えー、分かんないよ〜』



「分かりますよ」



『ってかやっぱり建人凄いね。攻撃全部躱されちゃう』



「貴女はすぐに刀に頼るからですよ、でも悪くない。」



『わーい!建人に褒められた!
疲れたし休憩しよ!』



「そうですね」



『建人喉乾いた〜』



「はいはい、買ってきますよ」



『ほんと!?ありがとう!』



ーーーーーーーーーーーーーーー


自動販売機でAが好きな炭酸を買って戻ろうとすると目の前に五条さんが現れた



「……どうも、五条さん(この人どこにでも現れるな)」



「七海さ〜、Aとちょっと距離近くない?
あの子は俺が好きなんだよね、だから気を付けてくんない?」



……この人は一体何を言っているのだろうか

彼氏としての立場で言ってきたならまだしも
振ったくせに彼氏面?
本当に何を考えているのか……



「五条さんは彼女からの告白断ったんですよね?」



「そうだけど?」



「はぁ……なら言わせてもらいますが、彼氏でもない貴方にそんな事を言われる筋合いはないです。

私が彼女と何処で何をしていようと教える義務は無いですし、気をつかう義理もないです。

ただの暇つぶしで相手するなら別の方にお願いします。
これでも唯一の同期なので大切に想っているんで。
……では、失礼します。」



早口で伝え、走ってその場から逃げる



少し言い過ぎてしまったか……いや、クズの五条さんにはあれぐらい大丈夫だろう




一方、五条は七海があんな事を言うとは思わず立ち尽くしていた








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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:アリス | 作成日時:2021年3月5日 14時

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