＊番外編 夢 ページ35
『兵長！ハンジ分隊長にお風呂に入るように言って下さい！もう4日も入ってないんですよ！』
リ｢何だと？おいハンジ、1日に1回ちゃんと風呂に入れと言っているはずだが｣
ああ、これは夢か・・・。
ハ｢ちょっとA！なんでリヴァイに言っちゃうの！？いや、あのね、巨人の研究が良い感じまでいってるんだよ！だからね・・・｣
リ｢寄るな、うつるだろうが｣
ハ｢何が！？｣
『ほらハンジ分隊長！汚いままでは病気になってしまいます！もう実力行使で連れて行きますからね！ナナバ、手伝って』
ナ｢おう、まかせて！｣
ハ｢え、ナナバまで！？ちょ、モブリット助けて〜！！｣
モ｢南無・・・｣
裏切り者〜とAとナナバに引きづられていくハンジ。
戦いと隣り合わせの、僅かな平和な時間。
だがすぐに、場面が変わる。
『兵長！危ない！！』
獣の巨人との戦いの時、リヴァイを庇ったA。
飛ばされた先は森だったため、木がクッションになったが、叩かれた衝撃で、腕も足も僅かにくっついている状態だ。
『兵、長。ご無事です、か？』
リ｢ああ、もう喋るな。傷に響く｣
『兵長、私、役に立ちました？』
リ｢ああ、お前はよく頑張った｣
エ｢Aさん！｣
エレンがAのそばに涙を流しながら駆け寄ってくる。
エ｢ダメです、逝かないで下さい！もっと、色んな事を教えて下さい！｣
『エレン、兵長やハンジ分隊長を支えてあげて？すごく無茶する人達だ、から』
ハ｢A・・・｣
ハンジがAの手を固く握る。
Aの目は虚ろだった。
『兵長、ハンジ分隊長、私を駐屯兵団から引き抜いてくれて、ありがとうございます』
ハ「ああ、後は任せて、ゆっくりおやすみ・・・」
『もし、来世があるのなら、今度は皆で平和に、過ごしたい・・・な』
ハンジが握っていた手が、ハラリと地面に落ちた。
その姿が、以前荻野に撃たれ倒れたAと重なった。
バサリッ
リ｢ハァ、ハァ・・・チッ、胸くそ悪い夢だぜ｣
『あ、リヴァイさん！おはようございます！』
リ｢・・・｣
ムニーッ
『え、ひょっほ、いはいれす！』
朝出勤したら笑顔で挨拶してきたA。
夢見がわるかったのは此奴のせいではないが、
無性に腹が立ったので頰を引っ張った。
リ｢今度は無理すんなよ・・・｣
『？？はい！』
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死蝶(プロフ) - 面白いです！ぜひ、続き見たいです！待ってます！ (2019年10月21日 0時) (
レス) id: 3d51fd0542 (このIDを非表示/違反報告)
波瑠(プロフ) - エリジャさん» エリジャさん、貴重なご意見ありがとうございます！確かにセリフばっかりだなぁとは思ってました(^^;)これからもう少し情景描写を入れていこうかと思います！ (2017年5月29日 17時) (レス) id: 1b22e704d2 (このIDを非表示/違反報告)
エリジャ(プロフ) - あくまでも私の意見ですので、今後の参考にしてもらえたらと思います。少し長くなりましたが、改めてありがとうございました！ (2017年5月29日 15時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
エリジャ(プロフ) - こんにちは。この度はイベント参加ありがとうございます！読ませていただきました。んと、内容的には面白かったのですが、台詞がほとんどを占めていたので、もう少し小説風に情景描写などを入れるといいのではないかと思います。私なんかが偉そうにすみません。 (2017年5月29日 15時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：波瑠 | 作成日時：2017年4月24日 17時
