＊５ ページ13
ヴァレンティーノを捕まえられなかった私達は警視庁に戻ってきた。
エ「はい、どうぞ」
『ありがとう』
エレンからカフェオレをもらい、一休み。この後は今日の報告書を書かなければならない。
まぁ、巻物は無事戻ってきたし、始末書は大丈夫そうかな・・・。
エ「じゃあ、俺兵長達の所に戻ります！報告書書かないといけないですし！」
『うん、またね！』
エレンが去って行った後も少しだけ休憩する。
さっきまで痛んでいた足ももう大丈夫そうだ。
『よし！報告書書きに戻るか！』
？「おいおい、私が来た途端に仕事か？」
『・・・えっ？』
急に声がして振り返ると・・・
？「前もそうだったな、ぶっ通しで仕事した挙げ句、熱出してたっけ(笑)」
『な、なんで・・・』
急な登場に驚きを隠せない。
？「でも、そこがお前の良いところなんだよな」
私の、前の私の大事な親友・・・。
先に逝ってしまった、大切な、仲間・・・。
？「久しぶり、オリヴィア！」
『っ！・・・ナナバ！！！』
私はナナバに向かって駆け出し、思いっきり抱きついた。
ナ「おっととっ！はは、相変わらずだな」
涙で顔がぐちゃぐちゃになっても、涙は止まらない。
『ナナバ！ナナバっ、ナ、ナバ・・・』
ナ「ああ、私は此処にいる・・・。ただいま」
『っ！うわぁぁぁ(泣)』
ｰｰ過去ｰｰ
昔、私とナナバは訓練兵の時に出会って仲良くなった。姉御肌のナナバに、何度も助けられた。
ナナバは調査兵団、私は駐屯兵団を選んだけど、私も調査兵団に入ることになり、ずっと、一緒で仲が良かった。・・・あの日までは。
ウドガルド城跡で104期生と合流した時、ナナバもゲルガー達も居なかった。
『ねぇ、ナナバ達は？』
コニー「あ、ナナバさん達は・・・」
クリスタ「私達を守るために、巨人達に向かっていって、それで・・・」
『っ！！・・・そっか、ありがとう』
クリスタ「あのっ、これナナバさんのなんです、受け取って下さい！」
そう言って渡されたのは、ローブだった。
(原作にはありません！)
俯きながら、ギュッとローブを抱きしめる。
『・・・ありがとう』
ｰｰ終ｰｰ
『ふぇ、ヒグッ、ふぇぇぇ(泣)』
ナ「もう泣き止めよ(苦笑)これからもっと色んな事が出来るんだからさ！」
そう言って、椅子に座っている私の前にしゃがんで手を取ってくれるナナバ。
『ﾌﾌｯ、相変わらず王子様みたいだね』
ナ「やっと笑ったな(ﾆｺｯ」
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死蝶(プロフ) - 面白いです！ぜひ、続き見たいです！待ってます！ (2019年10月21日 0時) (
レス) id: 3d51fd0542 (このIDを非表示/違反報告)
波瑠(プロフ) - エリジャさん» エリジャさん、貴重なご意見ありがとうございます！確かにセリフばっかりだなぁとは思ってました(^^;)これからもう少し情景描写を入れていこうかと思います！ (2017年5月29日 17時) (レス) id: 1b22e704d2 (このIDを非表示/違反報告)
エリジャ(プロフ) - あくまでも私の意見ですので、今後の参考にしてもらえたらと思います。少し長くなりましたが、改めてありがとうございました！ (2017年5月29日 15時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
エリジャ(プロフ) - こんにちは。この度はイベント参加ありがとうございます！読ませていただきました。んと、内容的には面白かったのですが、台詞がほとんどを占めていたので、もう少し小説風に情景描写などを入れるといいのではないかと思います。私なんかが偉そうにすみません。 (2017年5月29日 15時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：波瑠 | 作成日時：2017年4月24日 17時
