9 ページ31
.
事務所に到着し、
田中樹氏、犬村北斗氏の後ろを歩く。
ついに推しと2度目のご対面だ…！！！
緊張しながら扉を開け放つ。
慎「あー！Aちゃんだー！」
ジ「お〜！2度目ましてっ」
�癲崋�いんのに珍しく早いね」
…あれ？
樹「俺これから毎日早起き出来そう」
「とか言って昨日ギリギリでしたよね」
樹「Aちゃんちょっとうるさいかも」
北「京本来たら始める感じ？」
よくぞ触れてくれました北斗氏！
何故かマイフェイバリットメンバーの姿がありません！
野崎「きょもはちょっと遅れるみたいだし先に始めようか」
ナンテコッタ
もしかして会えずじまいですか？
私今日いつもに増して気合い入ってますが！！！
野崎M「その前に遠藤さん、ちょっと」
お呼び出し。嫌な予感。
野崎「昨日、慎太郎とご飯行った？」
あ、やってしまった。
「…はい、」
野崎「しかも2人だよね？…まぁ慎太郎が誘ったんだろうとは思うけど、もうちょっと緊張感持って接してほしいかな。彼らは存在自体に価値があって、商品なわけだから。いくら社員とはいえ、その価値を少しでも傷付けかねない行動は控えてほしい」
「以後気を付けます、申し訳ございませんでした。」
深々と頭を下げる。
野崎さんの言ってることはごもっともだ。
何せ私はその辺りをよく理解しているはず、オタクなんだから。
側近になれたと思い舞い上がって、公私混同してしまってたな。
遠藤A、猛省します。
野崎「本当は仲良く出来るのが1番なんだけどね。彼らも遠藤さんに懐いてるみたいだから。でもまずは仕事面で信頼関係を築いていこうね」
野崎さんはとても優しい上司だな。
野崎「というわけで、本来なら一緒に打ち合わせ参加してほしいところなんだけど、しばらくは送迎以外での接触は控えてほしい」
「分かりました。また送迎の時間に駐車場で待機しておきます。」
野崎「申し訳ないね。あと4時間くらいはかかるだろうけど」
野崎さんが部屋に戻ったあと、近くにあった非常階段の扉を開く。
自業自得なんだけど何か涙が出そうで
誰もいないと思って入った場所に
今一番会いたくない人がいた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2275人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エリ(プロフ) - きゅんきゅんします！続き読ませていただきます😊 (2022年7月22日 21時) (
レス) @page50 id: 87769551eb (このIDを非表示/違反報告)
ショクピン(プロフ) - Ninaさん» ありがとうございます🥲コメント励みになります！！ (2022年5月21日 2時) (レス) id: e0bc73e5c9 (このIDを非表示/違反報告)
Nina - このお話大好きです‼️リアル設定系いいですよね❗️更新楽しみにしてます😀 (2022年5月21日 0時) (レス) @page40 id: dae11e154c (このIDを非表示/違反報告)
ショクピン(プロフ) - みっきゅんさん» わあああありがとうございます😭😭😭とてもうれしいです😢 (2022年5月10日 0時) (レス) id: e0bc73e5c9 (このIDを非表示/違反報告)
みっきゅん(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！更新楽しみにしています🥰 (2022年5月9日 17時) (レス) id: 8ea7b70d9a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ショクピン | 作成日時：2022年5月3日 8時
